【地方競馬】明日、大井競馬場で重賞・京浜盃　2歳王者アランバローズなど10頭が参戦

3月24日、大井競馬場で重賞・京浜盃が開催される。枠順、発走時刻は次の通り。1着賞金は2000万円。

■大井11R・京浜盃（SII、ダ1700m）　16時10分発走

1枠1番　ジョーロノ　　　　 （牡3、浦和・小久保） 今野忠

2枠2番　アランバローズ　　 （牡3、船橋・林正人） 左海誠

3枠3番　ワールドリング　　 （牡3、船橋・張田京） 張田昂

4枠4番　ピースフラッグ　　 （牡3、川崎・山崎尋） 山崎誠

5枠5番　チサット　　　　　 （牡3、大井・佐宗応） 笹川翼

6枠6番　トランセンデンス　 （牡3、浦和・小久保） 森泰斗

7枠7番　ランリョウオー　　 （牡3、浦和・小久保） 本橋孝
7枠8番　イグナイター　　　 （牡3、大井・福永敏） 矢野貴

8枠9番　マカベウス　　　　 （牡3、船橋・米谷康） 真島大
8枠10番 セイカメテオポリス （牡3、大井・渡邉和） 御神本

アランバローズ（牡3、船橋・林正人）は、デビューから負け知らずで、前走の全日本2歳優駿を含め5戦全てで速さを活かし逃げ切ってきた。短距離を得意とするヘニーヒューズの血、胴が詰まった馬体、勝ち気な性格から距離延長が課題となるものの、これまで距離を延ばしつつ結果を出しており、ここも一気に押し切ってしまいそうだ。すんなりハナに立てるようなら6連勝が濃厚。

トランセンデンス（牡3、浦和・小久保）は、1700m以上の距離経験が豊富で、前走の雲取賞も外からきっちり伸び切り2着に好走。勝ったランリョウオーに3馬身の差をつけられてしまったが、スローペースの中で力は示したと言える。中間は寮馬のジョーロノを凌ぐ動きを見せておりデキは良好。前がモツれる展開になれば出番はありそう。

ランリョウオー（牡3、浦和・小久保）は、3走前のハイセイコー記念、2走前の全日本2歳優駿でアランバローズ相手に2着。マイルの対戦比較では分が悪いが、前走の雲取賞では好位からきっちり抜け出す強い競馬をしており、この距離なら逆転が狙えるかもしれない。ここまで8戦8連対と1度も崩れていない安定感もこの馬の魅力。

イグナイター（牡3、大井・福永敏）は、今回が転入初戦。前走の3勝1クラスはスタートで出遅れ、道中は掛かり通し、直線では外に膨れる場面が見られるなど若さ丸出しの内容で情状酌量の余地がある。新馬戦で後続を大きく突き放す圧勝を収めたように力はあり、初戦だけ走ればここで通用しても不思議ではない。

ほか、前走で大きく時計を詰めたワールドリング（牡3、船橋・張田京）、昨年の平和賞の勝ち馬マカベウス（牡3、船橋・米谷康）らも馬券圏内に加わってくるだけの力がありそうで警戒が必要。
（Text:Ito）

【第44回 京浜盃(SII)】の調教追い切り動画　TCK 東京シティ競馬【公式】より


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