おしらせ
【土曜新潟メイン/関越S】叩かれ上昇!マルブツリード
明日土曜日、新潟競馬場のメイン競走として行われるのがハンデ戦のオープン特別・関越S(ダ1800m)だ。ダート重賞で善戦を続け、上位人気必至だったエスケーカントリーが故障のため回避。混迷の様相を呈する一戦だが、小倉のKBC杯を快勝し中1週でここに挑むマルブツリード(牡6、栗東・大根田)が中心視されそうだ。 前走、5カ月の休養明けの一戦だったKBC杯で3コーナーあたりから早めに進出すると、そのまま押し切る強い勝ち方を見せたのがマルブツリード。5日には栗東Bコースで追い切られたが、道中楽な手応えから終いに若干だけ仕掛けられると1F11秒フラットの切れ味を見せ好調ぶりをアピール。ひさびさを叩かれ、気配は順当に良化していると見ていいだろう。 トップハンデ56キロを課せられたが、斤量そのものは背負いなれたもの。強敵エスケーカントリーが不在なら、勢いに乗っての連勝も十分にある。 JRA再転入以来、安定した走りを見せているグランドバイオ(牡5、美浦・松山将)は格上挑戦となるが、このメンバーとハンデ52キロならばここで一発があっても不思議はない。 6月に準オープンを連闘した後、ひと息入れてここへ臨戦する。5日、美浦北Cコースでの追い切りは5F70秒5?1F13秒3(馬なり)と時計は平凡なものだが、脚取りはしっかりしたもので一連の好調はキープできていると見ていいだろう。 松山将師は「連闘後少し楽をさせたので、ちょっと動きが重い感じかな。ただ52キロならオープンでも見劣りするようなことはないだろう」と、上位進出へ期待を込めていた。 前走KBC杯で1番人気に推されながら5着に終わったメイショウサライ(牡8、栗東・増本)。「前走は馬場は悪かったし、前々に行った馬に押し切られる展開も向かなかった。中1週だけど疲れはない」と、嘉堂助手は逆襲に意気込む。 中間は速い時計を出さず軽めの調整に終始したが、キビキビした動きを見せており状態はいい意味で平行線と考えていいだろう。右周りよりは左周りのほうがスムーズにレースができるタイプ。良馬場で、ペースが前掛かりになるようならば古豪の巻き返しにも警戒が必要だ。 (UMAJIN編集部) ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切りニュースなど最新情報はこちらでチェック! ★グランドバイオで田中勝騎手が、スズノマグマで吉田隼騎手が関越Sに騎乗! 公式ブログは要チェック! その他JRA騎手・関係者のホンネが読める「ブログ王国」をお見逃しなく! ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」は枠順確定後に無料公開開始!