【クイーンＳ】好相性の鞍上で初タイトルを！レインダンス

札幌　ダート　良　馬なり 82.5-66.5-52.6-38.1-12.3 　３歳秋の秋華賞ではダイワスカーレット、ウオッカに割って入る２着と好走。地力は誰しもが認めるレインダンスだが、長いスランプなどもあり意外（？）にもここまで重賞未勝利だ。 　前走・マーメイドＳは直線でまったく伸びず、シンガリ負けを喫してしまった。その後立て直すべく放牧に出されたが、リフレッシュ効果があったのか、札幌に入厩してからの気配は上々だ。 「おそらくは雨で緩んだ馬場（発表は良）が影響したんだろうけど、ハッキリとした敗因はわからない。スランプにハマると長くなるタイプなので、１走だけで放牧に出したんだけど、いい感じで戻ってきてくれたね」と、久木助手は巻き返しへの意気込みを見せる。 　１２日、札幌ダートコースでの追い切りは久々にコンビを組む中舘騎手が騎乗。長めからスタート、テンに掛かってしまうシーンがあり、そのぶん併走馬に遅れをとってのフィニッシュとなり、ややちぐはぐな印象を与える内容になってしまった。ただ、馬任せでこの時計なら上出来で、仕掛ければいつでも突き抜ける勢いはあった。馬体には柔らかみがあって陣営が強調する上昇気配はしっかりアピールできたと言っていいだろう。 「馬なりでという指示通りにできました。ちょっと掛かってしまったけど、馬そのものは順調ですよ。この馬には裏切られたことがないので楽しみですね」と、中舘騎手は笑顔で手応えの深さを語った。 　２回騎乗し1000万特別で１着、重賞・府中牝馬Ｓでは１３番人気と低評価のなか４着。本人が語るようにレインダンスと中舘騎手は好相性だ。放牧で悪い流れをリセットし、復調気配にある今なら初重賞制覇があっても不思議ではない。 ※関連情報 ★レインダンスに騎乗する中舘英二騎手の公式ブログ「“逃”稿日記」はコチラ！ ★レインダンスが出走するクイーンＳのデータ予想、全馬追い切り速報など充実のレース情報はこちら ★関係者ブログが満載の「ブログ王国」はこちら ★気になるあの馬の能力順位は？　究極の予想数値「指数Ｘ」は枠順確定後に無料公開開始！