ブラックエンブレムが引退へ

　０８年の秋華賞を制したブラックエンブレム（牝４、美浦・小島茂）が、今週のクイーンＳに向けた最終追い切りで鼻出血を再発。同レースの回避、および、そのまま引退させる意向を馬主の田原邦男氏が自身のブログで明らかにした。 　ブラックエンブレムは、０７年８月にデビューし２戦目で初勝利。昇級２戦目のきんせんか賞で２勝目を挙げると、次戦で、重賞初挑戦ながらフラワーＣを制した。桜花賞、オークスは４、１０着に敗れ、秋初戦のローズＳも１５着に敗れた事で１１番人気まで評価が落ちた秋華賞で、アッと驚く大金星を挙げた。 　明け４歳にドバイ遠征するも、予定していた１戦目の前に鼻出血を発症し、延期せざるを得なくなった。何とか出走にこぎつけたバランシーン（2/20、国際ＧIII）のレース中に再び鼻出血を発症。大差の最下位に敗れ、帰国していた。 　今週のクイーンＳは、バランシーン以来の復帰戦となる予定だったが、みたび鼻出血を発症し、引退する運びとなってしまった。 ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ！ ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載！　史上最強のブログ王国も要チェックです！