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【札幌記念】有力馬1週前追いレポート
今週末の日曜日、札幌競馬場のメイン競走はサマー2000シリーズの第4戦・札幌記念だ。出走を予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート! サクラオリオン 前哨戦・函館記念(開催は札幌競馬場)で重賞2勝目を挙げた。前走後初の時計となった12日の追い切りでは札幌ダートコースでで5F68秒2?1F12秒5(馬なり)をマーク。馬場の大外を廻り、持ったままで切れのある伸び脚を披露した。動きにしなやかさがあり肌つやも良好。絶好の状態をキープしていると言っていいだろう。前走含め札幌コースでは【2.1.1.0】の成績を誇り、相手強化のここでも侮れない存在だ。 ブエナビスタ 圧巻のパフォーマンスで桜花賞、オークスの2冠を制した最強3歳牝馬だ。挑戦を表明している凱旋門賞(10/4 仏・ロンシャン競馬場)に向けての壮行レースとなり、斤量52キロも手伝って負けられない一戦と陣営は位置づける。2日に放牧先から札幌へ入厩した後は、順調に調整が進んでいる。12日、札幌ダートコースでの追い切りはテンからいい行きっぷりを見せると、直線で仕掛けられると鋭く反応し加速。真一文字の走りでゴールまで駆け抜けた。タイムは6F80秒0?1F12秒0(直線追う)。動きの鋭さもさることながら、馬体が一回り大きくなっており、確かな成長が感じられる。 マツリダゴッホ 昨年このレース2着。大阪杯から約5カ月ぶりのレースになるが、7月下旬から札幌で乗り込まれており、追うごとにグングン良化している。12日は札幌ダートコースで横山典騎手を背に追い切られ、楽な手応えのまま6F77秒7?1F12秒6(馬なり)をマーク。身のこなしも柔らかく、馬体も引き締まって見える。 絶好の仕上がりぶり。 ミヤビランベリ 目黒記念、七夕賞と重賞連勝、地力強化を結果でアピールしてきた昨年のサマー2000シリーズ覇者がここでのポイント加算を目論む。前走激走の疲れもなく、7月下旬から函館に入ってウッドコースで乗り込まれている。12日は函館ウッドで馬任せのまま5F67秒5?1F12秒7(馬なり)をマークした。最終追いで気合いを入れられれば、ほぼ仕上がりそう。洋芝コースでのレースは初となるが、不良馬場の目黒記念で圧勝したようにパワーが持ち味の本馬だけに、適性はありそうな雰囲気だ。 ※なお、現在までの「サマー2000シリーズ」のポイント上位馬は以下の通り。 1位 サクラオリオン 10pt 1位 ダンスアジョイ 10pt 1位 ミヤビランベリ 10pt 4位 ホッコーパドゥシャ 9pt 5位 アルコセニョーラ 5pt 5位 マヤノライジン 5pt 札幌記念にはサクラオリオン、ミヤビランベリ、マヤノライジンが出走予定となっている。最終戦・新潟記念(8/30)を控え、札幌記念を終えた上記3頭のポイント加算の行方にも注目の集まるところだ。 (UMAJIN編集部) ※関連情報 ★ブエナ勝利の可能性は? 絶賛発売中の月刊「UMAJIN」9月号では凱旋門賞を大特集! ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです! ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェック! ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」は枠順確定後に無料公開開始!