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【札幌記念】凱旋門賞に向け、負けられない一戦!ブエナビスタ

札幌 ダート 稍重 直線一杯 83.6-68.3-53.4-39.5-11.5  開門直後の午後5時半。角馬場で入念に体をほぐすと、ダートコースに入りブエナビスタは単走で最終調整をスタートさせた。序盤は15?15ペースでゆったり折り合うと、徐々に加速。ラスト2Fあたりでステッキが入ると即時に反応し、ラスト1F11秒5の猛烈な伸び脚でフィニッシュ。牝馬クラシック2冠を制した最強3歳牝馬が札幌記念に向け、19日の最終追い切りで順調さを大きくアピールした。  オークスの出走前から明らかにされていた「ブエナビスタ・凱旋門賞挑戦」プラン。そのオークスでは、先に抜け出したレッドディザイアにあわや届かず、のシーンもあるかに思えたが究極の末脚で3歳牝馬の頂点に。「(オークスで)勝つのが前提」とされていた話が、いよいよ現実のものになった。 「きっちり勝ってくれたのでこれで行くことになる。斤量面(3歳牝馬は定量54・5キロで出走)のこともあるし、挑戦するなら今年しかない。夢が広がった」と、生産者のノーザンファーム・吉田勝己氏はレース後に明言。  海外で使うレースは本番・凱旋門賞一本のみに早々と決定。国内のステップレースとして陣営が選択したのは、北の大地での一戦、札幌記念だった。 「海外に行く前に、普段と違う環境というものを経験させてやりたかった。3歳牝馬は52キロで出られるというのも大きいね。アンカツ(主戦の安藤勝騎手)には、前々から『52キロだぞ』と伝えているよ」 と、管理する松田博師はこの舞台を選んだ背景を明かす。  放牧を挟み、一回りも二回りも馬体に迫力を増したブエナは札幌入厩後も悠然とした構えを見せている。通常、栗東ではDWコースで追われる本馬だが、札幌ではダートコースでの調教。しかし「馬が自分で加減している」(松田博師)と、異なる環境への適応力を見せ、カイバ食いも通常通り。調教での好調さに加え、精神面での進境にも陣営は手応えを感じている。  圧巻の最終追い切りを見守った松田博師は 「先週はテンが速かったので、今回は直線だけやってみようか、という指示。いつも通りの動きで何の不安もない。古馬相手で小回りコースになるが、普段と同じレースをするだけ。ここで負けているようでは海外うんぬんは言えないよ」 と、凱旋門賞への“壮行レース”に対し必勝の意気込みを見せていた。 ★ブエナビスタが出走する札幌記念のデータ予想、全馬追い切り速報など充実のレース情報はこちら騎手・関係者ブログが満載の「ブログ王国」はこちら気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」は枠順確定後に無料公開開始!

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