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【新関コラム】今週は新潟記念に注目です!

新潟記念連覇を目指すアルコセニョーラ(写真は昨年の新潟記念)。

 新潟・小倉・札幌の3場開催で行なわれてきた夏競馬も、残すところあと2週となりました。重賞は日曜日に新潟競馬場でサマー2000シリーズの最終戦・新潟記念、札幌競馬場でサマースプリントシリーズの第4戦・キーンランドCが行なわれます。  来週は、2歳ステークスが3鞍組まれているという事で、夏競馬の重賞で古馬の熱い戦いが見られるのは、今週が最後という事になります。ぜひ、最後を締め括るような素晴らしい戦いを見せてもらいたいものですね!  今週の新潟記念には、美浦で調整中の関東馬が多数出走します。私も注目各馬の状態を間近に見る事が出来ていますので、何頭か紹介したいと思います。 まずは、昨年のこのレースの覇者で連覇を目指すアルコセニョーラです。ヴィクトリアマイルを使って、福島テレビオープン、七夕賞というローテーションは去年と全く同じですが、惨敗続きだった昨年と違い、前走の七夕賞で2着に食い込んだように、今年の方が順調に調整が進んでいるように思います。これまでの実績を見ると好成績が長続きしていないだけに、逆に前走の2着が心配になりますが、力を発揮出来るデキにあると思うので、頑張ってもらいたいところです。  実績はナンバーワンと言えるのが、エアシェイディです。春先の中山記念以来6ヶ月ぶりの競馬になりますが、本当は1ヶ月前の函館記念に出走する予定でした。伊藤先生の「より万全な状態で復帰させたい」との考えからここまで復帰が伸びましたが、決して故障ではなどではないので、ご安心ください。8歳と高齢になりましたが、昨年の有馬記念でも3着しているように、まだまだ元気一杯。調教も相変わらず素晴らしい動きですから、いきなりでも通用する可能性があります。58キロのハンデも問題ないでしょう。  重賞2着2回、3着3回と力はありながら、あと一歩タイトルに手が届かないトウショウシロッコも好状態をキープしています。前走はマイナス24キロとかなり馬体重を減らしてきましたが、夏場になると一気にシェイプアップされるのは、この馬の毎年のパターン。むしろ、夏仕様の好馬体になったと判断していいです。主戦の吉田豊君が騎乗停止になってしまったのは痛いところですが、馬は走れる状態にありますよ!  最後に、今週デビューの2歳馬を1頭紹介します。今週は、堀厩舎のクラヴィエという馬に注目しています。半兄に鳴尾記念を勝ち、天皇賞・秋などでも好走したサンライズフラッグという馬がいる血統で、2ヶ月近く美浦トレセンで調整されてきました。2歳にしては落ち着き払っていますし、調教の動きからも切れ味勝負にも強そうな印象を受けます。スローの直線勝負になりがちな新潟の外回りは向いていそうですし、初戦から楽しみです! (新関 力) ★アルコセニョーラなどが出走する新潟記念のデータ予想、全馬追い切り速報など充実のレース情報はこちら新潟記念出走馬の関係者ブログが満載の「ブログ王国」はこちら気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」は枠順確定後に無料公開開始!

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