おしらせ
【地方競馬】大井競馬場で重賞・東京スプリント 2連勝中のリュウノユキナ、JBCスプリント覇者サブノジュニアなど15頭が参戦
4月14日、大井競馬場でダートグレード競走・東京スプリントが開催される。枠順、発走時刻は次の通り。1着賞金は2700万円。
■大井11R・東京スプリント(JpnIII、ダ1200m) 20時10分発走
1枠1番 ベストマッチョ (セ8、川崎・佐々木仁) 森泰斗
2枠2番 サイクロトロン (牡4、栗東・音無) 北村友
2枠3番 ナイトオブナイツ (牡8、大井・渡邉和) 千田洋
3枠4番 ヒロシゲゴールド (牡6、栗東・北出) 北村宏
3枠5番 ブルミラコロ (牡9、大井・堀千亜) 達城龍
4枠6番 リュウノユキナ (牡6、美浦・小野) 柴田善
4枠7番 ドーヴァー (牡8、大井・久保田) 東原悠
5枠8番 クロスケ (牡6、大井・柏木一) 真島大
5枠9番 サブノジュニア (牡7、大井・堀千亜) 矢野貴
6枠10番 ノボバカラ (牡9、栗東・森) 戸崎
6枠11番 トロヴァオ (牡8、大井・荒山勝) 藤田凌
7枠12番 グランドボヌール (牡7、浦和・小久保智) 笹川翼
7枠13番 キャンドルグラス (牡7、船橋・川島一) 御神本
8枠14番 イモータルスモーク(牡4、美浦・金成) 内田
8枠15番 ナリタスターワン (牡9、浦和・野口寛) 川島正
オープンクラス2連勝中で中央から参戦するリュウノユキナ(牡6、美浦・小野)は、3走前の室町Sでレッドルゼル(後に根岸S1着、ドバイゴールデンシャヒーン2着)のコンマ差なし2着に好走。2走前のジャニュアリーSでは6馬身ぶっちぎって快勝、前走大和Sも狭い間を割って鮮やかに抜け出し勝利しており強い内容だった。
鞍上の柴田善騎手は2011年8月の盛岡クラスターC以来久々に地方ダートグレード競走へ参戦。同騎手はダートの名馬サウスヴィグラスの主戦で、このコンビでGIII6連勝のほか、東京盃2着、JBCスプリント1着と大井競馬場でも活躍。馬体面、精神面ともに充実し本格化の一途を辿る馬に大ベテラン柴田善騎手が引き続き手綱を取るわけだが、連勝街道を期待せずにはいられない。地方所属馬で実績がある馬も揃うが、大井の砂に対応できればここでも勝ち負け必至だろう。
サブノジュニア(牡7、大井・堀千亜)は、昨年8番人気の低評価を覆し、地方勢では3頭目となるJBCスプリントの覇者となった。その後の近3走は59キロという重い斤量を背負っており敗戦続きとなっているが、今回は1キロ減となり一変に期待ができる。加えて、昨年のJBCスプリント5着内の馬は東京スプリントでは複勝率42.3%と高い数値なのも好材料だ。母、祖母とも大井ゆかりの血統でもあり、JBCスプリントの再現に期待したい。
キャンドルグラス(牡7、船橋・川島一)は、昨年の東京スプリント3着馬。前走船橋記念では57.5キロを背負い、斤量53.5キロの2着馬に半馬身差つけて余裕の勝利を収めている。今まで戦ってきた相手も、前述したサブノジュニア、2019年の東京スプリント覇者キタサンミカヅキやノブワイルドなどの実績馬ばかり。前々にポジションを取らなくても末脚を活かして競馬ができるのがストロングポイントで前走の船橋記念も1000mながらしっかり差し切った。得意舞台の大井1200mとなれば上位争いに割って入れそうだ。
ベストマッチョ(セ8、川崎・佐々木仁)は、8歳になったが前走フジノウェーブ記念2着と衰えを感じさせない。戦績からもうかがえる1400m戦の功者で、1200mとなると成績が劣るものの、最内枠ですんなりハナを切れれば対応できそうだ。それだけに名手・森泰斗騎手の手綱捌きにも注目。
イモータルスモーク(牡4、美浦・金成)は、重賞実績はなく中央3勝クラスを2走前に勝利したばかり。ただし、初の1200m戦、不良馬場だったそこで上手に対応できており、当日の馬場が渋るようならプラスに働きそう。ひとつ内の枠に入ったキャンドルグラスを見つつ、連れて上がれるようならチャンスが出てくるかもしれない。
基本的に中央馬優勢の東京スプリントだが、2019年はキタサンミカヅキが勝利、昨年まで3年連続で地方所属馬から連対馬が出ている。中距離路線と比べると、中央馬と地方所属馬の力が接近するスプリント戦。今年も地方所属馬に出番がありそうだ。
(Text:Funaki)
【第32回 東京スプリント(JpnIII)】の調教追い切り動画 TCK 東京シティ競馬【公式】より
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