【京成杯オータムＨ】格下に遅れも“泰然自若”！　ザレマ重賞初Ｖへ

栗東　坂路　良　一杯 52.3-38.2-25.3-12.9 　得意のマイル戦で、悲願の初タイトル奪取なるか??。 　重賞２着はこれまで３度。あと一歩のところで涙をのんでいるザレマが、“今度こそ”の思いで東上する。 　１番人気に支持された前走のクイーンＳ。直線中ほどでいったんは先頭に立ったが、勝ったピエナビーナスの決め手に屈して２着に敗れた。その内容に管理する音無師は、「前走は惜しい競馬だったけど、やっぱり1800ｍだと終いの脚が少し鈍る」と、敗因を分析。「今回は1600ｍに替わるし、不安はありません」と、自信がうかがえる。 　調子の変動が少ないタイプだけに、この中間も好調をキープ。札幌から栗東へ帰厩した後もほとんど疲れを見せず、調整は順調に進んでいる。９日の最終追い切りでは、坂路でトシナギサ（古馬オープン）との併せ馬に半馬身ほど遅れたが、それでも４Ｆ５２秒３?１Ｆ１２秒９をマーク。終始行きっぷりは良く、余力残しのフィニッシュに、「相手はケイ古駆けするタイプだし、遅れは気にしていない。順調に来ていますよ」と、音無師は満足顔だ。 　春にはヴィクトリアマイルで４着に来るなどＧ?でも善戦したが、今秋のＧ?戦線を歩むには収得賞金の少なさがネックとなっているのが現状。「秋に向けてここでなんとか賞金を加算したい」と、音無師もこの一戦にかける意気込みは強い。開幕週の馬場は先行脚質のザレマにとって格好の舞台。身上の“先行押し切り”で、勝ち切れないもどかしさから脱却したい。 ※関連情報 ★ザレマが出走する京成杯オータムＨのデータ予想、全馬追い切り速報など充実のレース情報はこちら ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ！ ★気になるあの馬の能力順位は？　究極の予想数値「指数Ｘ」は枠順確定後に無料公開開始！ ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載！　史上最強のブログ王国も要チェックです！