UMAJIN.net

おしらせ

キャプテントゥーレがGI馬の意地見せる!/朝日チャレンジC

キャプテントゥーレがGI馬の意地見せる!/朝日チャレンジC

 12日、阪神競馬場で行われた第60回朝日チャレンジC(GIII・芝2000m)は、1番人気のキャプテントゥーレ(牡4、栗東・森)が、好位追走から直線抜け出すと、後方から脚を伸ばした3歳馬ブレイクランアウトとの叩き合いをクビ差制して1着でゴール。皐月賞馬の意地を存分に見せつけた。3着にはトーホウアランが入った。  配当は馬連1,590円、馬単2,670円、3連複7,340円、3連単25,710円。  クラシックホースの底力を見せつけた一戦だった。08年皐月賞で逃げ切りを決めたキャプテントゥーレ。この日も好スタートを切ったが、鞍上の川田騎手は4、5番手のインへ控える。主導権を握ったコスモプラチナが前半1000m61秒というスローペースに持ち込むなか、やや行きたがる面を見せたが、そこは“相棒”がぐっと我慢させた。  3コーナー過ぎで一気にペースが加速した瞬間、手応えが悪く映ったが、もともとエンジンの掛かりは遅いほう。徐々にトップギアへとシフトチェンジすると、先頭との差を詰めにかかり、残り200mで先頭へ踊り出る。そこへ外から襲い掛かってきたのが3歳馬ブレイクランアウト。脚色の勢いはブレイク優勢で完全にかわされたかに思われた。しかし、最後の最後まで勢いある3歳馬を抑え続け、先頭を譲ることなかった。芦毛の馬体を豪快に揺らしながら1着でゴール板を駆け抜け、3度目の重賞タイトルをゲットした。  皐月賞を制した後、骨折の憂き目に遭い、無念の長期離脱を余儀なくされた。しかし、この勝利で、“完全復活”を高らかに宣言。ターフに帰ってきたキャプテントゥーレが、秋のGI戦線で大暴れするはずだ。  勝ったキャプテントゥーレは、父アグネスタキオン、母エアトゥーレという血統。07年デイリー杯2歳S、08年皐月賞に続き重賞3勝目となった。川田将雅騎手、森秀行調教師ともに、同レース初勝利となった。 ※詳しいレース結果はコチラ ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェック!現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強の【ブログ王国】

おしらせ一覧

PAGE TOP