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「スプリンターズSで世界一を証明したい!」シーニックブラストのモートン師直撃

 10月4日に中山競馬場で開催されるスプリンターズS(国際GI、芝1200m)に選出・出走を予定している外国馬のうちの1頭、シーニックブラスト(セン5、豪)は現在、イギリス・ニューマーケット競馬場で順調に調整が進められている。同馬を管理する調教師ダン・モートンに本誌特派員が直撃。調整過程とスプリンターズSへ向けての意気込みを聞くことができた。 ?6月のゴールデンジュビリーS(ニューマーケット競馬場 国際GI、芝1200m)後、オーストラリアの厩舎に戻らず、現地に滞在しての調整だったが モートン師「こちらニューマーケットに滞在しての調整は、すべてがうまくいっているよ。オーストラリアには、これだけのアップヒル(坂路)がないから、シーニックブラストをさらに鍛えあげるためには最高といえる条件下で3カ月あまりを過ごすことができた。周囲の英国人トレーナーも、シーニックブラストとの併せ馬を快く了承してくれて、これまで5回もレースを想定した追い切りを行うことができたしね。先々週(3日)に行ったフルギャロップでは、ニューマーケットの坂路でのレコードタイムを出せたように、さらにパワーアップできたという確かな手応えを掴むことができた」 ?スプリンターズSへの意気込みを モートン師「ニューマーケットから日本へは18日に出発することになるだろう。ロンドンから東京までの直通便があるのも馬への負担が軽減される(豪からの輸送では香港をいったん経由するので)と思うから、ニューマーケットに残ったのは初めから日本に行くことを前提にしていたというのもある。中山競馬場では、レース当週の木曜日あたりにザール騎手に乗ってもらってギャロップをやるつもり。レースでは国際レーティング123に恥じない走りをお見せする自信はあるよ」 ?ライバルは? モートン師「同じ国際レーティング123のセイクリッドキングダム(セン6、香港)だろう。日本馬についてはこれから研究するつもり。スリープレスナイトという馬が強いとニューマーケットにいる日本人から聞かされて『YOU TUBE』で数レースを見たけど、確かに牝馬らしからぬ走りをする馬という印象があるね。それとビービーガルダンという馬との対戦も楽しみにしているんだ。私が日本のレースを見た中で、最も警戒すべき馬だと感じたのはビービーガルダンだよ。地元の日本馬はもちろん警戒すべきだが、世界一を決めるにふさわしい、フェアな舞台でセイクリッドキングダムと戦えることが、やはり何よりの楽しみだね。シーニックブラストが世界一であることを証明したい!」  2009年グローバルスプリントチャレンジにおいて32ポイントで現在トップを走るシーニックブラスト。同シリーズ第6戦となるスプリンターズSで同馬が2着以上に入ればシリーズチャンピオンとなる権利が確定するとあって、単なる物見遊山ではない、本気の遠征であるのは確か。100万ドルのチャンピオンシップボーナスを虎視眈々と狙う同馬の走りに注目だ! ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ!現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです!

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