おしらせ
【ローズS】使われた強み! ミクロコスモス
栗東 CW 良 馬なり 68.7-54.4-40.4-12.5 馬体の完成度からデビュー前より「ネオユニヴァース初年度産駒の最有力馬」と評されたミクロコスモス。デビュー戦は人気に応え快勝、2戦目でGI・阪神JFに挑戦し、3着とまずは順調な滑り出しを見せた。その能力は誰しもが認める素質馬だが、今春はその力を出し切れずクイーンC、フィリーズR、フローラS(すべて1番人気)で4着・4着・14着。春の2冠獲りどころか、ゲートインすら叶わなかった。しかし、休養後の前走・大倉山特別(1000万下)で古馬相手に完勝し、巻き返し気配を見せている。勢いそのままに、牝馬3冠最終戦・秋華賞の権利奪取といきたい。 その前走は休養明けに加え、初の札幌戦・初の古馬との戦いとタフな条件だったが破格の上がり脚(3F33秒8)を繰り出し、先行馬を差し切った。課題だった序盤の折り合いもしっかりついており、素質に結果がようやく追いついた一戦だったといっていい。 その後短期放牧を経て、ここを目標に順調な調整が進められている。9日の1週前追い切りでは武豊騎手を背に栗東CWコースで追われ、5F67秒5?1F11秒6(馬なり)と絶好の動きを見せた。今日16日の最終追いでは2頭を先行させ、その後ろでじっと我慢させる折り合い重視の調整。負荷をかけず、そのまま若干遅れての入線となったが仕掛ければいくらでも弾けそうな印象だった。 調教パートナーを務めた主戦・武豊騎手は「なんとか我慢ができた。どうしても折り合いがカギになる馬だけど、能力はあるからね。秋華賞で人気になるようなレースをさせてやりたい」と、“本番”まで見据えた上々の評価を下した。 他の有力馬が春以来となる休養明けなのに対し、こちらは一度使われた上積みがあるのは大きなアドバンテージといえよう。札幌で見せた究極の末脚は、阪神外回りコースなら一段と大きな武器となる。大舞台で春の無念を晴らすべく、まずはここで一皮むけた姿を実績馬たちに見せ付けたい。 ※関連情報 ★ミクロコスモスが出走するローズSのデータ予想、全馬追い切り速報など充実のレース情報はこちら ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ! ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」は枠順確定後に無料公開開始! ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです!