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【ローズS】有力馬1週前追いレポート

オークスでは一歩先に抜け出すも、ブエナビスタ(左)の鬼脚に屈したレッドディザイア(右)。打倒ブエナへ、ここは負けられない!

 今週末の日曜日、阪神競馬場のメイン競走は3歳牝馬によって争われる秋華賞トライアル・ローズSだ。出走を予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート!  レッドディザイア  桜花賞、オークスそれぞれでブエナビスタに肉薄した2着2回の実績が光る。夏は休養にあて、8月13日に栗東へ帰厩。秋シーズンに向け、じっくりと乗り込まれてきた。目を惹くのは馬体の充実ぶり。ひと回りもふた回りも大きくなった印象で、とても牝馬の体つきとは思えない。動きも桁違いで、見ていて身震いするくらいの迫力を感じる。9日の1週前追い切りには主戦・四位騎手が跨り、坂路4F50秒0?1F12秒4(一杯)をマークした。春先に比べてイラつくような事も少なくなり、精神面でも安定してきたのも心強い。現状では欠点が見当たらず、心身共に成長した今なら「打倒ブエナ」も現実味を帯びてきた感がある。 ミクロコスモス  期待された春のクラシック本番には進めなかったが、前走休養明けの一戦で古馬相手に1000万下特別を快勝。叩かれての上積みをもって牝馬三冠、最終戦進出に賭ける。体つきは春先と比べて随分幅が出て厚みが増し、細身で華奢な感じがなくなった。四肢に中身が詰まってきた印象で、トモの踏み込みもかなり力強くなっている。9日には武豊騎手を背に栗東CWコースで追われ、5F67秒5?1F11秒6(馬なり)をマークと絶好調ぶりをアピールした。 ジェルミナル  桜花賞、オークスで3着、3着と春は惜しい競馬が続いた。放牧先での乗り込みは入念で、一段と成長を果たして8月下旬に帰栗。トレセンでの調整も順調に進んでいたが、10日に主戦・福永騎手を背に1週前追い切りをかける直前、脚元に違和感があったようで速い時計を出す調教は取りやめ。坂路を流す程度(4F63秒6)にとどまった。13日には坂路で4F54秒6?1F12秒1(馬なり)と速いところをやれており、大きなアクシデントではなかったようだが調整過程に狂いが生じたのはやはり誤算だろう。最終追い切りでの動きに注目したい。 ワイドサファイア  2月のエルフィンSではレッドディザイアにハナ差の2着、牡馬相手の毎日杯も7着で桜花賞進出はならず。その後、フローラS2着でオークスの権利を手にするも本番はレース前に放馬、そして除外の憂き目に。春の悔しさを秋緒戦で晴らしたい。休養後は8月上旬に帰厩し、順調に乗り込まれている。10日、CWコースでの1週前追い切りでは馬なりで6F77秒2、同じレースに出走する僚馬ブロードストリートを3馬身突き放す抜群の動きを見せ、態勢万全をアピールした。気性が勝ったタイプで、いきなりでも力を出せそうだ。 (UMAJIN編集部) ※関連情報 ★騎手・競馬関係者ブログが満載の「ブログ王国」はこちらその他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェック!気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」は枠順確定後に無料公開開始!

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