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【ローズS】上位独占も十分! 藤原英厩舎“3娘”

春2冠はともに3着だったジェルミナル。同世代の“2強”と差がないことを証明したい

ジェルミナル 栗東 坂路 良 一杯 51.9-37.9-25.0-12.8 ブロードストリート 栗東 坂路 良 一杯 54.4-計不-25.3-12.6 ワイドサファイア 栗東 CW 良 G前追う 83.7-66.1-51.4-37.3-11.7  2007年、08年と2年連続“勝率No.1”に輝いている藤原英厩舎。関西が誇るこの名ステーブルが、秋華賞の前哨戦・ローズSに3騎の“娘”を送り出す。いずれも有力候補の逸材たちだ。  実績筆頭は、フェアリーS(GIII)の勝ち馬ジェルミナル。桜花賞とオークスではブエナビスタ、レッドディザイアの後塵を拝したものの、ともに3着となり世代屈指の実力をアピールした。この夏は北海道・千歳の社台ファームで英気を養い、函館競馬場経由で8月下旬に帰栗。調整は順調に進んでおり、17日には福永騎手を背に、坂路を軽快なフットワークで駆け上がった。4F51秒2?1F12秒8(一杯)と時計も上々だ。 「春の2冠は連続で3着と頑張ってくれた。2歳の時から完成度の高い馬だったけど、心身ともに成長を感じるし、上位2頭との差は十分に詰まると思っているよ」と、藤原英師はリベンジに燃える。  オークスで僚馬ジェルミナルに続く4着だったのがブロードストリートだ。17日の追い切りは、坂路でトーセンピュリニー(3歳500万下)と併せ馬。しかし、格の違いでなんとか半馬身先着に持ち込んだが、手応えは終始劣勢で、4F54秒4?1F12秒6(一杯)の時計も目立つものではなかった。この動きに藤原英師は、「もう少し成長してほしかったね。追い切りも力強く伸びてほしかった」と、辛口だったが、これも愛馬に対する期待の裏返し。 「春はまだまだひ弱い面がありながらオークスで4着と走っているからね。能力は持っている馬だよ」と、素質の高さはお墨付きだ。  前記2頭とは異なり、“樫の舞台”でほろ苦い経験をしたのがワイドサファイアだ。スイートピーSを勝ってオークスに駒を進めたが、返し馬でまさかの放馬。競走除外の憂き目に遭った。それでも、レッドディザイアとはエルフィンSで“ハナ差の接戦”を演じており、潜在能力の高さは実証済み。トレーナーも3頭の中で伸びしろは最上位ととらえている。16日の追い切りでは、CWコースで6F83秒7?1F11秒7をマーク。絶好の手応えから、終いは鞍上のゴーサインに抜群の反応を見せ、併せたエイシンフラッシュ(2歳未勝利)を直線で2馬身突き放した。この動きには指揮官も、 「この中間は本数をこなしてきたし、今日もいい動きだったね。春よりも精神的に落ち着いてきたし、ここに来てようやく良くなってきた」と、笑みを浮かべる。  今回の3頭出しは、当然、先にある秋華賞を見据えてのもの。すなわち、3頭すべてにG?ウイナーとなる素質があるという陣営の期待の表れだ。牝馬3冠最終戦を睨んだ前哨戦で、藤原英厩舎の“三本の矢”が上位独占するシーンがあってもなんら不思議ない。 ※関連情報 ★ブロードストリートに騎乗する藤田伸二騎手など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです!ジェルミナルなど藤原英厩舎“3娘”が出走するローズSのデータ予想、全馬追い切り速報など充実のレース情報はこちらその他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ!気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」は枠順確定後に無料公開開始!

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