【エルムＳ】ダート界の新星！　トランセンド

栗東　坂路　良　馬なり 54.7-38.7-24.5-12.1 　彗星のごとく現れたダート界の新星・トランセンド。３歳馬同士で争われた前走のレパードＳでは、メンバー最速の上がり（３Ｆ３７秒２）を繰り出し、３馬身差のタイレコードで快勝。ＧＩ馬スーニらを一蹴し、同世代のダート界では敵なしを大きくアピールした。 　注目の最終追い切りは、単走でスタートし前半はゆったりとしたペース。緩いカーブを曲がると自らハミを取り、ゆっくりと加速し、ゴールまでは一直線に駆け抜けた。最後は若干の気合を入れられたのみだったが、タイムは１２秒１とド迫力なパフォーマンスを見せて、充実一途を物語る追い切りとなった。その追い切りを安田師は、「先週びっしりやっているので、今朝は軽く流した程度。それでもまだ余裕があった」ということから驚きである。「強い古馬とは初めての対戦。それでも通用する実力は持っていると思います」（安田師）と期待を込めている。 　今回は歴戦の古馬が相手となるが、５３キロという斤量面、２連勝中と適性の高い新潟1800ｍで行われるという点は、本馬にとって大きな追い風となるだろう。充実一途の３歳馬が一気に古馬を飲み込み、秋のＧＩへ向けて明るい未来を切り開きたい。 ※関連情報 ★トランセンドが出走するエルムＳのデータ予想、全馬追い切り速報など充実のレース情報はこちら ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ！ ★気になるあの馬の能力順位は？　究極の予想数値「指数Ｘ」は枠順確定後に無料公開開始！ ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載！　史上最強のブログ王国も要チェックです！