【オールカマー】今年負け知らず！　“大器”シンゲン

美浦　南ポリ　良　馬なり 63.7-49.2-36.0-12.0 　新潟大賞典、エプソムＣと目下、重賞連勝中。完全に軌道に乗ったシンゲンが、オールカマーでＧII獲りをもくろんでいる。今回は３ヶ月半ぶりの実戦。その仕上がり具合に焦点が集まったが、２３日の最終追い切りで“万全”を強調する走りを披露。好調ぶりをアピールした。 　南ポリで５Ｆからスタートすると、終始馬なりのまま、四肢を大きく伸ばすダイナミックなフットワークで、躍動感は満点。時計も５Ｆ６３秒７?１Ｆ１２秒０の好時計をマークし、動き、気配ともに文句なしだ。 「雰囲気がすごくいいし、久々のほうが走るからね。右回りも問題ないし、６歳でも数を使ってないから上積みもあるでしょう。今回は自信を持って臨める」と、戸田師も手応え十分だ。 　今秋の注目馬の１頭に挙げられるシンゲンだが、これまでの道のりは決して平坦なものではなかった。骨折すること３度。デビュー当時は、己の高い能力を支える体ができていなかった。その弱さも年を重ねるごとに克服。体質強化に加え、気性面でも大きな成長を遂げることができた。 　そして０９年。白富士Ｓでオープン初勝利を挙げると、新潟大賞典、エプソムＣといずれも完勝を収めた。今年は３戦３勝と負け知らず。今回はメンバーが一気に強化するが、難なく突破しても不思議はない。 　シンゲンの見据える先は、天下統一。その足がかりに、まずはオールカマーを制覇したい。 ※関連情報 ★シンゲンに騎乗する藤田伸二騎手など競馬関係者のブログが満載！　史上最強のブログ王国も要チェックです！ ★シンゲンが出走するオールカマーのデータ予想、全馬追い切り速報など充実のレース情報はこちら ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ！ ★気になるあの馬の能力順位は？　究極の予想数値「指数Ｘ」は枠順確定後に無料公開開始！