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【京都大賞典】有力馬1週前追いレポート
今週日曜日、京都競馬場のメイン競走は秋の中長距離戦線を占う伝統の重賞・京都大賞典だ。出走を予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート! オウケンブルースリ 昨秋の菊花賞馬だが今年3月の阪神大賞典でのダメージは深く、春のGI戦線へは駒を進められなかった。長期休養からの復帰戦で、実力を示したい。 先月10日の帰厩後は順調に乗り込まれており、脚捌きの柔らかさからはリフレッシュの効果が感じられるところだ。馬体にはまだ若干緩みが感じられるが、追われるごとに気配は上昇している。9月24日の追い切りでは併走馬に遅れをとったが、同月30日の1週前追いではオープン馬カンパニーとハードな追い比べを敢行し、同入。タイムも栗東坂路4F52秒0?1F12秒9と上々のもので、このひと追いで闘志に着火完了したか。最終追い切りでいい動きを見せるようなら、いきなりでも力を発揮できると判断していい。 トーホウアラン 昨年このレースの覇者。休み明けの朝日チャレンジCを叩かれたが、回復が早くすぐに乗り出せたように全体的なパワーアップが顕著だ。1日、CWコースでの1週前追いでは併せた相手に遅れたものの、自身のタイムは5F64秒9?3F37秒9と上々のもの。フットワークにも伸びがあり、連覇へ向け、いい状態でゲートインできそう。 モンテクリスエス 前走は太目残りで、いかにも叩き台といった雰囲気。叩かれた効果はてきめんで、中間の素軽い動きは印象的だ。9月30日には主戦・安藤勝騎手が跨り、僚馬ザサンデーフサイチと坂路で併せ馬。テンから勢い良く進んだが、終いも踏ん張って同入と、上積みの大きさを感じさせる内容だった(時計は4F53秒5)。距離延長は大歓迎だけに、ここでの一発も考えておきたい。 ジャガーメイル 2週前、1週前と続けて意欲的な併せ馬を消化。1日、美浦ポリトラックコースでの追い切りではケイ古駆けする3歳馬を追走すると、直線の追い比べを制しきっちりと先着と、仕上がりは申し分なし。力強いフットワークは、ひと夏を越し更なる成長を感じさせるもの。無冠の実力馬がここで初タイトル奪取となるか。 マイネルキッツ 春の天皇賞馬が秋初戦に挑む。1週前追いは美浦Wコースで6F84秒4?1F14秒3(馬なり)。ケイ古駆けしない馬で時計は目立たないが、中間の併せ馬では闘志を見せており、やれる態勢は整っている。大目標がジャパンCだけに、ここは目一杯の仕上げとは考えにくいが、相手なりに走り大崩れのないタイプ。春の天皇賞勝ちという実績からも軽視はできない。 (UMAJIN編集部) ※関連情報 ★騎手・競馬関係者ブログが満載の「ブログ王国」はこちら ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェック! ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」は枠順確定後に無料公開開始!