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【地方競馬】29日、大井で重賞・羽田盃 チサット4連勝で羽田盃戴冠なるか

4月29日、大井競馬場で重賞・羽田盃が開催される。南関東牡馬クラシック3冠の第1弾で、過去の優勝馬にヒカルタカイ、ハツシバオー、ロジータ、トーシンブリザード、ナイキアディライト、クラーベセクレタらがいる。枠順、発走時刻は以下の通り。1着賞金は3500万円。

■大井11R・羽田盃(SI、ダ1800m) 20時10分発走

1枠1番 ブライトフラッグ  (牡3、大井・藤田輝) 本橋孝

2枠2番 トーセンブライアン (牡3、船橋・張田京) 張田昂
2枠3番 フォルメッシ    (牡3、大井・市村誠) 藤田凌

3枠4番 アランバローズ   (牡3、船橋・林正人) 左海誠
3枠5番 ランリョウオー   (牡3、浦和・小久保) 的場文

4枠6番 ノットリグレット  (牡3、船橋・川島一) 石崎駿
4枠7番 トゥースパークル  (牡3、大井・藤田輝) 今野忠

5枠8番 イグナイター    (牡3、大井・福永敏) 矢野貴
5枠9番 トーセンダーウィン (牡3、大井・高野毅) 藤本現

6枠10番 トランセンデンス  (牡3、浦和・小久保) 森泰斗
6枠11番 チサット      (牡3、大井・佐宗応) 和田譲

7枠12番 マカベウス     (牡3、船橋・米谷康) 本田正
7枠13番 セイカメテオポリス (牡3、大井・渡邉和) 御神本

8枠14番 タブラオ      (牡3、大井・荒山勝) 真島大
8枠15番 ミラコロカナーレ  (牡3、大井・福永敏) 山崎誠

チサット(牡3、大井・佐宗応)は、2歳時は北海道所属で、先週クラウンC2着のギガキングが勝利した南部駒賞では0秒5差5着と健闘していた。3歳から大井へ転入後、馬体重も500キロを超えて着実に成長して2連勝。転入3戦目となった前走京浜盃では、全日本2歳優駿勝ち馬のアランバローズ、同レース2着のランリョウオーを退けて見事3連勝を飾った。今回のメンバーの中でも、最も勢いのある馬だろう。同馬の母ネフェルメモリーは浦和桜花賞、東京プリンセス賞勝ち馬で南関東牝馬2冠馬。東京ダービーにも出走しており、1番人気に推され牡馬相手に4着と好走した。チサットの曾祖母カシワズプリンスは東京2歳優駿牝馬や当レース羽田盃で勝利しており、大井に縁がある牝系だ。勢い、血統面からも勝ち負け必至の1頭だろう。

アランバローズ(牡3、船橋・林正人)は、前述したように全日本2歳優駿の勝ち馬。そこでは2着に1秒1差とぶっち切って勝っているだけに、もちろんここでも優勝候補となるだろう。また過去6年、前年の全日本2歳優駿6着以内の馬は3着内率77.8%と高い水準にあるのも好材料。GI級レースで善戦したことのある馬は信頼できる傾向だ。前走京浜盃は1番人気に推されるが、すぐ横が前々で競馬をするジョーロノとピースフラッグで、スタート後両馬に挟まれる形となり後方からの競馬になってしまった。まともにレースができなかった分、勝ったチサットとの勝負付けは済んではいないだろう。今回の枠順を見ると、ランリョウオーは先行意識は強いがなんとしてもハナを切りたい馬ではなくフォルメッシもそのタイプ。スタートで不利を受ける可能性は前回よりも低そうだ。本番でベストパフォーマンスを発揮できれば勝ち負けが期待できる。

ランリョウオー(牡3、浦和・小久保)は、前走京浜盃では道中でポジションを上げて脚を使ってしまったことで直線では失速気味に。新勢力のチサット、イグナイターなどに敗れて5着となった。しかしそれまではハイセイコー記念2着、全日本2歳優駿2着、雲取賞1着と地方重賞で好走を続けてきた。2走前の雲取賞では2着馬のトランセンデンスに3馬身差をつけて余裕の勝利を収めており、後続各馬との力の差が伺えた。ハイセイコー記念、全日本2歳優駿ではいずれも今回隣の枠に入ったアランバローズに負けてしまっているが、マークしやすい絶好の枠に入れたので巻き返しのチャンスとなりそう。また今回手綱を取ることになった的場文騎手とは東京ダービーもコンビを組む予定。鞍上は東京ダービー38回挑戦も2着10回で未だダービージョッキーの称号が得られていない。鞍上の悲願の東京ダービー制覇に向けてここでも好走を期待したい。

イグナイター(牡3、大井・福永敏)は、中央デビュー戦で2着に1秒1差をつけて勝利、年明け初戦となった1勝クラスでは7着に敗れて大井へ転入した。転入初戦となった前走京浜盃では、二の脚を活かし積極的に前につける競馬で、チサットと同じくそれまでの世代活躍馬を抑えて2着に好走した。昨年のコバルトウィングも中央からの転入初戦となった京浜盃で2着に好走して羽田盃へ駒を進めている。これまでの過程も同じで、鞍上も同じく矢野貴騎手だ。コバルトウィングは羽田盃1番人気で7着と敗戦を喫す形になったが、矢野貴騎手が昨年のリベンジとなるかにも注目だ。
(Text:Funaki)

【第66回 羽田盃(SI)】の調教追い切り動画 TCK 東京シティ競馬【公式】より

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