英ダービー、凱旋門賞を制したシーザスターズ（愛）が引退

　０９年の国際ＧI・凱旋門賞を制したシーザスターズ（牡３、アイルランド・オックス厩舎）の引退が管理調教師のオックス師から正式に表明された。現地新聞レーシングポストのＨＰ、ならびに英国競馬統括機構（British Horseracing Authority）が報じたもの。 　１１月７日に開催される米ブリーダーズカップへの参戦も視野にあったが、オーナーとの話し合いの結果、同レースを回避し引退となった。今後は種牡馬入りするものと見られている。 　同馬はデビュー戦で敗れたものの、その後は2000ギニー、英ダービーの英クラシック２冠制覇や凱旋門賞など０９年だけでＧI６勝を挙げる成績を残していた。通算成績は９戦８勝（うち重賞７勝）。なお母アーバンシーは９３年凱旋門賞馬であるのに加え、半兄ガリレオは０１年英ダービー・愛ダービーを制した後種牡馬としても成功しているという華やかな血統背景から、シーザスターズも種牡馬として１億ポンド（約142億円）の価値があるとされている。 ※関連ニュース ★０９年凱旋門賞はシーザスターズ（愛）が優勝！（2009年10月5日） ※関連情報 ★騎手・競馬関係者ブログが満載の「ブログ王国」はこちら ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェック！