【デイリー杯２歳Ｓ】有力馬１週前追いレポート

　今週末の土曜日、京都競馬場のメイン競走としてこの世代初のＧII・デイリー杯２歳が行われる。出走を予定している有力馬たちの１週前追い切りの模様を詳細レポート！　 リディル 　デビュー戦は集中力を欠きレースにならず７着に敗退。しかし、ひと叩きされて迎えた未勝利戦では内々の好位で折り合い直線では鋭い抜け出しを見せ快勝した。その後も順調に調整され、さらに良化気配を見せている。集中力は維持できており、スムーズな身のこなしも印象的。７日の栗東坂路調教ではゴール前で若干気合いを入れられただけで併せた相手を突き放す好内容を見せた。ここを単なる通過点にしそうな雰囲気さえ感じさせる素質馬だ。 ダノンパッション 　前走札幌２歳Ｓは大外を周りながらも勝ち馬に０秒３差の４着と健闘。地力の高さを感じさせる走りを見せた。北海道からの帰厩後も順調で、入念に乗り込みを消化している。７日、栗東ポリトラックコースでの１週前追いでは一杯まで追われたグランドチャペル（２歳未勝利）と併せられ、楽な手応えを保ったまま併入に持ち込んだ。ややカリカリした面を見せてはいるが、仕上がり過程は申し分ない。 ダイワバーバリアン 　初勝利を収めるまで３戦を要したが、その３戦目が出遅れを大きく挽回しての快勝だっただけに器の大きさを感じさせる。レース間隔が詰まっており、７日の追い切りは確認程度の馬なり調整（栗東坂路４Ｆ５６秒３）となったがキビキビとした動きを見せておりデキ落ちはなさそう。ゲートに課題が残る馬だが、本番でスッとスタートを切ることができれば好勝負も可能だ。 （UMAJIN編集部） ※関連情報 ★騎手・競馬関係者ブログが満載の「ブログ王国」はこちら ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェック！ ★気になるあの馬の能力順位は？　究極の予想数値「指数Ｘ」は枠順確定後に無料公開開始！