【秋華賞】藤原英軍団、ラスト１冠に王手！　ブロードストリート＆ワイドサファイア

ブロードストリート 栗東　坂路　良　Ｇ前追う 54.0-39.6-26.0-12.4 ワイドサファイア 栗東　坂路　良　一杯 51.8-37.7-25.0-12.9 　昨日追い切りを行ったジェルミナルに続いて、本日は藤原英厩舎の３頭出しとなるうちの２騎、ブロードストリートとワイドサファイアが栗東坂路で追い切りを行った。 　休み明けで、仕上がり途上のまま前走ローズＳに挑んだブロードストリートだが、馬群を縫って早めに抜け出し、圧倒人気レッドディザイアの猛追をクビ差しのいで先頭でゴールを駆け抜けた。ブエナ、レッドの２強に割って入るのはこの馬！をアピールし、レコード勝ちのオマケまでついた激走劇だったが、回復は早く本番へ向けての調整は順調だ。 　１５日の最終追い切りでは、序盤でゆったり進んだぶん全体時計は平凡なものとなったが、仕掛けられてからの終い１Ｆの伸びは抜群。レッドに続いてブエナ斬りも…と思わせるに十分な仕上がりぶりだ。 　ワイドサファイアは前走ローズＳで消化不良の９着に沈んだが、このひと叩きが奏功。精神面にゆとりが出てきて、藤原英厩舎３騎のなかでは気配の上昇度は一番と言ってもいい状態に。それを裏付けるように１５日の最終追いでは、別掲の好タイムを叩き出した。 「器用さがないので前走は窮屈なレースになったし、今回の京都内回りもどうか、という部分はある。ただ、叩かれて確実に良くなっているからね」と、課題を挙げつつもワイドサファイアの上昇度に藤原英師は期待を込める。いっぽう、ブロードストリートに対しては 「前走ああいう状態でも勝ったように、思ったよりも力がある。きついローテで臨んだオークスでも４着に来てくれたしね。しっかりリフレッシュして、ここを目標にやってきた。ちゃんと（ケイ古を）やればいいパフォーマンスを見せてくれる」と、順調さと地力に期待するコメント。 　春の２冠こそブエナ、レッドに１着２着を独占させてしまったが、昨日びっしりと追われ好気配を大きくアピールしたジェルミナルを含む“３人娘”は三者三様に上昇気配を見せている。藤原英軍団がラスト１冠獲りへ王手だ！ ★ブロードストリート＆ワイドサファイアが出走する秋華賞のデータ予想、全馬追い切り速報など充実のレース情報はこちら ★ブロードストリートに騎乗する藤田伸二騎手の公式ブログ「藤田伸二の男道」はこちら ★秋華賞出走馬の関係者ブログが満載の「ブログ王国」はこちら ★気になるあの馬の能力順位は？　究極の予想数値「指数Ｘ」は枠順確定後に無料公開開始！