おしらせ
大願成就!レッドディザイアがリベンジ達成/秋華賞
18日、京都競馬場で行われた第14回秋華賞(GI・芝2000m)は、四位洋文騎手騎乗の2番人気レッドディザイア(牝3、栗東・松永幹)が、直線堂々と先頭に躍り出ると、一完歩ごとに差を詰めてきた1番人気ブエナビスタをハナ差抑えて優勝。悲願のG?制覇を成し遂げた。また、第2位に入線したブエナビスタは、4コーナーでブロードストリートの進路を妨害したとして3着に降着。第3位に入線したブロードストリートが2着に繰り上がりとなった。 春二冠では後塵を拝してきた世代最強牝馬の猛追を、最後の最後まで抑え切った。牝馬三冠最終戦、先頭でゴール板を駆け抜けたのは、“桜と樫の舞台”でともに2着だったレッドディザイアだった。 ヴィーヴァヴォドカが主導権を握り、前半1000mを58秒0で通過。縦長の展開のなか、レッドディザイアは中団馬群でしっかりと折り合った。そのすぐ直後をブエナビスタが追走したが、自分の競馬は崩さなかった。「強気で乗ろうと考えていた」という四位騎手に導かれ、ゴチャついた3、4コーナーをスムーズに回った。 そして、直線。四位騎手の叱咤に応えると残り200mで一気に抜け出す。そこへ、後方からブエナビスタが猛追。一完歩ごとにその差は縮まっていくが、最後の最後まで先頭を明け渡すことはなかった。最大のライバルをハナ差退けて、悲願のリベンジ達成。最後の一冠を手にした。 「中間は厩舎がいい状態に仕上げてくれたし、今日は馬のジャマをしないように乗りました。勝てたのは厩舎の力です」と、四位騎手が賞賛したのは厩舎の尽力。打倒ブエナへ向けて、陣営は愛馬にハードな調教を課してきた。この日の馬体重は14キロ減。その数字が極限まで仕上げたことを物語っていた。 「次で勝つことが大事だと思う。また1番を獲りたいですね」 視線はすでに次のステージへ。同世代のライバルを破った今、次なる相手は歴戦の古馬たちだ。 勝ったレッドディザイアは、父マンハッタンカフェ、母グレイトサンライズという血統。四位洋文騎手、松永幹夫調教師ともに秋華賞は初勝利となった。 配当は馬連1,340円、馬単1,840円、3連複640円、3連単4,640円。 ※詳しいレース結果はコチラ ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェック! ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強の【ブログ王国】