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【スワンS】有力馬1週前追いレポート
今週末土曜日に京都競馬場のメイン競走として行われるのはGI・マイルCSの前哨戦スワンSだ。出走を予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート! スズカコーズウェイ 休養明け初戦のセントウルSは流れに乗れず6着。ひと叩きされ、得意の距離となるここなら逆襲は濃厚だ。この中間は緩められることなく、入念な乗り込みが進んでいる。14日に余力を残して51秒台をマークしたのに続き、21日の1週前追い切りでも栗東坂路で4F51秒3?1F12秒3(一杯)と好時計を連発。前走時とは馬体の締まり具合を全く違って見せ、動きにも弾けるような伸びが出ている。絶好の状態。 キンシャサノキセキ 前走スプリンターズSは12着に沈んだが、久々に加えシーニックブラストとの接触があってのもので参考外としていいレース。22日に美浦ポリトラックコースでこの中間初の時計(5F70秒8?1F12秒6)を出した。単走・馬なりで、無理をさせず脚捌きを確かめた程度だが、終いはスムーズな伸び。いい頃の唸るような勢いはまだ感じられないが、気配は確実に上昇していると見ていい。最終追いで気合いが乗ってくれば、実績からも好勝負必至。 クラウンプリンセス 夏前から休みなく走っているが、使い減りしないどころか、一戦ごとに馬体が充実してきている印象さえある。中間の気配も高いレベルをキープしており、初重賞制覇があっても不思議ではない仕上がりぶりだ。21日に栗東坂路で追われたが、一杯に追われる僚馬を尻目に終始馬なりで1馬身先着。タイムも4F52秒8?1Fと上々のもので、好調さを大いにアピールする内容だった。 トレノジュビリー 京都1400mで2勝しており、得意のコースで初重賞勝ちを狙う。中間は坂路で乗り込まれ機敏な動きを見せており、デキ落ちはなさそう。22日の栗東坂路調教は全体の時計は計時エラーとなったがラストの動きには鋭さがあり、いい状態で最終追い切り、そして本番に臨めそう。京都1400mの持ち時計はメンバー内でも上位だけに、時計勝負に持ち込みたい。 ショウナンカザン 今春から芝短距離路線に駒を進めてきたが、常に3着内をキープと底を見せていない。試金石の一戦。21日は美浦ポリトラックコースで追われ5F62秒7?1F12秒1(一杯)をマークした。反応、スピードともに申し分なく、最後の伸び脚も迫力満点。時計ももちろん優秀で、完璧な内容だったと言っていい。この馬の1週前追いにしては珍しくビッシリ攻められる意欲的な内容で、陣営の意気込みは大きそう。目下絶好調だ。 (UMAJIN編集部) ※関連情報 ★騎手・競馬関係者ブログが満載の「ブログ王国」はこちら ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェック! ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」は枠順確定後に無料公開開始!