おしらせ
【エリザベス女王杯】古馬の意地、鞍上の意地…連覇狙うリトルアマポーラ
栗東 DP 重 G前追う 79.5-64.8-51.5-38.6-11.5 昨年の覇者リトルアマポーラが連覇に向け、順調に気配を整えてきた。秋華賞馬レッドディザイアの参戦こそないが、ブエナビスタ、ブロードストリート、ジェルミナル…と勢いと実力を兼ね備えた3歳馬が大攻勢をかけてくるレースになるが、そんななか古馬牝馬の総大将(女将か?)格として立ちはだかるのはこの馬だ。 前走、府中牝馬Sは陣営も認める緩い仕上げでの出走だった。 「先行馬は総崩れ。そういう流れのなかで、ある程度前にいって5着だからよく頑張ってくれたんじゃないかな。馬体もすぐに回復しているし、順調に来ていますね」と、影山助手は前走の踏ん張りを評価するとともに、叩かれての上積みを強調する。 この中間は坂路とコースを併用して入念に乗り込まれてきたが、追われるごとに気配が上昇。馬体の張りもグンと良く見せ、体調はすこぶる良好そうだ。12日の最終追い切りは今回コンビを組むスミヨン騎手が跨り、ポリトラックコースで単走の調整。終始リラックスした雰囲気のなか序盤は軽い脚捌き。ラストに若干だけ仕掛けられると猛然と伸びを見せ、連覇へ、そして1年ぶりの勝利へ向け大デモンストレーションを敢行した。 手綱を取ったスミヨン騎手は「いい動きでした。こちらが強く追わなくても自然にハミを取って走る気になっていた」と、パートナーの好調ぶりに手応えを深くした様子だ。 本来なら昨年この馬を勝利に導いた“魔術師”ルメールとのコンビで再び臨む予定だったが、ルメールが新たに専属契約を結んだ大馬主アガ・カーン4世が所有する海外馬・シャラナヤに騎乗することになったため、来日中のスミヨンに代役として白羽の矢が立った。 そのスミヨンは永くアガ・カーン陣営の主戦騎手を務めており、シャラナヤの手綱も取っていたが今年9月に契約解除されたという経緯から、図らずも因縁決着戦の様相を呈している。 秋華賞の2着、3着から臨戦する3歳馬勢に話題が集中するが、海外の名手による意地の張り合いにも注目したいレースだ。 ※関連情報 ★リトルアマポーラが出走するエリザベス女王杯のデータ予想、全馬追い切り速報など充実のレース情報はこちら ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ! ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」は枠順確定後に無料公開開始! ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです!