おしらせ
【マイルCS】完璧なデキで有終Vを?カンパニー
競走生活5年と10カ月。天皇賞(秋)で悲願のGI制覇を果たし、ついに迎える引退レース。幾度となく駆け上がった栗東・坂路コースもこの日でお別れだ。そんな思いを知ってか知らずか?。カンパニーは思い出の坂路コースを、いつものように躍動してみせた。 生野騎手(レースでは横山典騎手)が跨り、コンディションの悪い馬場をモノともせず、序盤から軽快なラップを刻む。ラスト1Fで気合いを注入されると、重心がグッと沈み込んで力強い伸び脚を披露。4F51秒8?1F12秒8と、この日の馬場状態を考えれば超抜ともいえる時計をマークし、ラストランを飾るに相応しい仕上がりといえそうだ。 「今日は終い重点でビシッとやるように言われました。本当にいい動きでしたね」と、手綱を取った生野騎手は抜群の手応えを伝え「前走時が今までで一番いいと思っていたので、さすがにそれ以上とは言わないけれど、いい状態を維持していますよ」と、終始明るい表情で話してくれた。 これまでは常にチャレンジャーとして挑んできたGIだったが、今回は一転、堂々たる主役として挑戦を受ける立場。それだけに「少しプレッシャーは感じる」と、音無師は笑ってみせるが「マイルCSがこの秋で一番チャンスが大きいと思っていた。あと一つタイトルを取れれば、種牡馬としての人気も違ってくる。いい形で引退したいね」と、師は有終Vを思い描いていた。 “おじさんの星”が最後の最後に迎えた主演舞台。今度はどんな夢を与えてくれるのだろうか。もう二度と見ることのできないカンパニーの走りを、目に焼けつけておきたい。もう一度先頭でゴールを駆け抜ける瞬間を。 ※関連情報 ★カンパニーが出走するマイルCSのデータ予想、全馬追い切り速報など充実のレース情報はこちら ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ! ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」は枠順確定後に無料公開開始! ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです!