おしらせ
【ジャパンカップダート】雪辱へ、そして9冠へ!ヴァーミリアン
栗東 坂路 良 一杯 53.6-39.5-26.8-計不 史上最多、GI8勝を誇る砂の王者・ヴァーミリアンが9つ目の栄冠を目指し、ジャパンカップダートへ順調に駒を進めてきた。 一昨年このレースを制し、昨年も1番人気に推された。しかし、海外馬が最初のコーナーでヨレたあおりを受ける不利。位置を下げざるを得ず、直線で猛追を見せたが3着に終わってしまった。その後こちらも連覇を狙った東京大賞典でカネヒキリを捉えられず2着、明けてこれまた連覇を狙ったフェブラリーSで不可解な6着。王者の権威は地に堕ちたかと思われた?。 しかし07年、08年はドバイに遠征していた春シーズンを、今年は休養に充てじっくりリフレッシュ。6月の帝王賞(大井)で復活の勝利を挙げると、11月のJBCクラシック(名古屋)も逃げるマコトスパルビエロをアタマ差交わしてGI2連勝。今期、中央での勝ち鞍こそないものの復活を高らかに宣言した。あとは昨年取りこぼし、歯車が狂う原因ともなったジャパンカップダートを制すれば完全なる“王権復古”となる。 この中間は意欲的に併せ馬を消化。「実力は実際のレースで出せばよかろう」とばかり、ケイ古駆けしない馬でタイムこそ平凡ながらしっかりとした足取りを見せており、馬体の張りも十分。ベテランの域に入る7歳秋を迎えたが衰えた様子は微塵も感じられない。2日の最終追いは単走で坂路を駆け上がった。例によって時計は奮わないが、終い重点にビッシリ追われ、迫力のあるフットワークでゴールを駆け抜ける。9冠へ、視界は良好だ。 「時計(が出ないの)は相変わらずだけど、それでもいい動きだった」と、担当の久保助手は納得の表情だ。「去年は絶好のデキだったのに、1コーナーの不利があって悔しい思いをした。今年こそは、という思いはあるよ」と、王座奪回、そしてGI9勝目という偉業に大きく意気込んでいた。 ※関連情報 ★ヴァーミリアンが出走するジャパンカップダートのデータ予想、全馬追い切り速報など充実のレース情報はこちら ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ! ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」は枠順確定後に無料公開開始! ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです!