アパパネが２歳女王に輝く／阪神ジュベナイルＦ

　１３日、阪神競馬場で行われた第６１回阪神ジュベナイルＦ（GI・芝1600ｍ）は、蛯名正義騎手騎乗の２番人気アパパネ（牝２、美浦・国枝）が、中団でじっくり折り合うと直線では内めをついて一気の伸び。ともに伸びてきた５番人気アニメイトバイオとの追い比べを半馬身差で制し、２歳女王の座についた。３着には６番人気ベストクルーズが入り、１番人気シンメイフジは５着に敗れた。 　レースの主導権をにぎったのは、ジュエルオブナイル。シンメイフジ、アパパネの上位人気馬２頭は中団で、３番人気タガノエリザベートは最後方で虎視眈々と脚をためる。直線を向いて、各馬が外めに進路をとる中、ポッカリと開いた内めを一閃したのがアパパネだった。阪神外回りの長い直線を、同じ関東馬のアニメイトバイオと併せながら伸びると、最後は半馬身振り切って先頭でゴール。２歳女王の座を射止めた。 「道中うまく折り合えれば、終いは切れると思っていたので、そのあたりを気をつけて乗りました。直線では、ゴーサインを出せばいつでも伸びてくれそうだったし、きっと突き抜けてくれると思って追いました。正直、ホッとしています」と、蛯名騎手は安堵の表情を浮かべた。 　勝ったアパパネは、父キングカメハメハ、母ソルティビッドという血統。蛯名騎手、国枝師ともに同レース初勝利。国枝師にとっては、昨年２着に泣いたダノンベルベールの雪辱を果たした格好だ。 　配当は馬連2,050円、馬単3,710円、３連複5,980円、３連単27,670円。 ※詳しいレース結果はコチラ ※関連情報 ★東スポ・山河記者、サンスポ・瀬戸記者が阪神ＪＦ大的中！！競馬記者No.1決定戦「UMAJINグランプリ」開催中! ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェック！ ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載！　史上最強の【ブログ王国】