おしらせ
【地方競馬トピックス】明日19日、大井競馬場で重賞・大井記念 衰え知らずの8歳馬タービランス、復権を期すミューチャリーなど16頭が参戦
5月19日、大井競馬場で重賞・大井記念が開催される。昭和31年から実施されている伝統の重賞であり、6月の帝王賞に向けての南関東代表馬決定戦ともいえるレースだ。本競走の上位2頭に帝王賞の優先出走権が付与される。枠順、発走時刻は以下の通り。1着賞金は3200万円。
■大井11R・大井記念(SI、ダ2000m) 20時10分発走
1枠1番 ストライクイーグル (牡8、大井・藤田輝) 森泰斗
1枠2番 クロスケ (牡6、大井・柏木一) 石崎駿
2枠3番 タービランス (牡8、浦和・水野貴) 笹川翼
2枠4番 テルペリオン (牡7、大井・高橋清) 藤本現
3枠5番 ノーブルサターン (牡7、大井・佐野謙) 矢野貴
3枠6番 ロードクエスト (牡8、大井・渡邉和) 山崎誠
4枠7番 ハセノパイロ (牡6、大井・堀千亜) 保園翔
4枠8番 ホーリーブレイズ (牡7、大井・福永敏) 真島大
5枠9番 ナイトオブナイツ (牡8、大井・渡邉和) 千田洋
5枠10番 ミューチャリー (牡5、船橋・矢野義) 御神本
6枠11番 マルカンセンサー (牝6、大井・高野毅) 張田昂
6枠12番 スギノグローアップ (牡8、大井・福永敏) 和田譲
7枠13番 ミスディレクション (セ7、大井・上杉昌) 西啓太
7枠14番 ドリームキラリ (牡9、大井・坂井英) 藤田凌
8枠15番 フィアットルクス (牡6、大井・藤田輝) 本橋孝
8枠16番 アングライフェン (牡9、大井・高野毅) 今野忠
タービランス(牡8、浦和・水野貴)は、今年2月の川崎記念で4着、4月の京成盃グランドマイラーズで2着と惜しいレースが続いているが、どちらのレースも勝ち馬は南関東最強馬のカジノフォンテン。前走でそのカジノフォンテンに0秒1差まで迫ったのであれば、ここでは当然実力上位と言えるだろう。16年の羽田盃覇者ももう8歳という年齢になったが、成績を見るとまだまだ衰えは見られず、老いてますます盛んといった感じ。大井記念では19年3着、20年2着と来ており、今年狙うのはもちろん1着だ。
ミューチャリー(牡5、船橋・矢野義)は、大井2000mで行われたJBCクラシック4着、東京大賞典5着などJRA勢を相手にダートグレード競走で善戦を続けている。前走、5月5日のかしわ記念から間隔こそ詰まっているが、調教では上々の動きを見せており、体調自体に問題はなさそうだ。その実力が南関東トップクラスであることは誰もが認めるところ。南関東勢が相手となるここは当然好勝負が期待される。
フィアットルクス(牡6、大井・藤田輝)は、トライアル競走のブリリアントCを勝利してここに挑む。南関東転入後は17戦14勝2着2回と文句なしの成績。A1格との初対決となった前走のブリリアントCも、スッと好位3番手につけると、終始余裕を持ったレースを披露。リンゾウチャネルなどの骨っぽい面々を相手にしなかった。今回相手はさらに強化されるが、底知れなさはここでも魅力的な1頭。
ストライクイーグル(牡8、大井・藤田輝)は、昨年度の本レース優勝馬。近走は精彩を欠いた走りが続いているが、大駆け傾向があるのもこの馬の特徴。キャリア初勝利は6番人気、中央時代の最後の勝ち星となった薫風Sは7番人気、昨年のブリリアントCは8番人気と人気薄だった。ここは人気を下げるかもしれないが、一発の魅力はありそう。藤田輝厩舎は本馬とフィアットルクスでワンツー決着を狙う。
JRAからの転入初戦となるのがロードクエスト(牡8、大井・渡邉和)とドリームキラリ(牡9、大井・坂井英)の2頭。共にJRA重賞で結果を残してきた馬だけに、南関東の水が合うようであればいきなりの激走があっても驚けない。
南関東競馬上半期の総決算である帝王賞に向けて、各陣営の思惑が交錯するであろう1戦。カジノフォンテンへ挑戦状を叩きつける馬が出てくるのか、その結果に注目したい。
(Text:Inoue)
【第66回 大井記念(SI)】の調教追い切り動画 TCK 東京シティ競馬【公式】より
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