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【有馬記念】有力馬1週前追いレポート(2)

人馬ともに“中山の鬼” マツリダゴッホは有終の美を飾れるか?

 今週末の日曜日、中山競馬場のメイン競走は2009年を締めくくるグランプリ・GI・有馬記念だ。例年以上に勢いのある3歳馬たちと歴戦の古馬との対決ムードが漂う一戦へ予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート。第2弾は古馬勢!  ドリームジャーニー 春の宝塚記念の覇者。右回りコースでの走りは堅実そのもので、今シーズンの充実ぶりからも古馬の大将格存在といっていいだろう。 年内最終戦は香港遠征も視野にあったが、陣営は昨年4着以上の結果を求め有馬記念の照準を合わせてきた。間隔は開いたが放牧先(グリーンウッド)でもしっかり乗り込まれており、8日の帰厩後からすぐに好タイムをマークできている。16日の最終追い切りは栗東CWチップコースで単走。よどみないペースでラップを刻むと、直線ではステッキも入るハードな内容。ラストの仕掛けには鋭い反応を見せ、5F66秒0?1F12秒1(一杯)をマークした。昨年以上の状態で出走できそう。 マツリダゴッホ 一昨年の覇者で、中山コースは12戦8勝と抜群の相性を誇る。 天皇賞・秋の大敗後はリフレッシュ放牧へ。11月下旬の帰厩後は週2本ペースで入念に乗り込まれ、順調に気配は上昇している。16日の最終追い切りは美浦ポリトラックコースでの単走となり、キビキビとした活気溢れる動きを見せた。余力たっぷりのまま好時計(5F66秒4?1F12秒3/馬なり)を叩き出し、馬体の張りも上々だ。いい状態で引退レースに臨めそう。鞍上蛯名騎手は20日、10鞍騎乗し6回複勝圏へ入るなど得意の中山で尻上がりに調子を上げている。“中山マイスター”の手綱に導かれ、有終の美を飾ることができるか。 ミヤビランベリ 今夏の七夕賞は57キロ背負い連覇。トップタイの57・5キロを背負ったアルゼンチン共和国杯を逃げ切って勝つなど、ここへ来てオペラハウス産駒らしい晩成の血が開花した感がある。前走後もコースで入念に乗り込まれ、好調を維持。16日は栗東CWコースで追われて6F82秒3?1F13秒0(一杯)をマーク。時計は派手なものではないが、重心の低いしっかりとした脚取りは好感のもてるものだった。初GI挑戦だが、脚質的には軽視できない存在だ。 (UMAJIN編集部) ※関連ニュース ★【有馬記念】1週前追いレポート「3歳馬」編はこちら ※関連情報 ★騎手・競馬関係者ブログが満載! 「ブログ王国」はこちらその他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェック!気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」は枠順確定後に無料公開開始!

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