おしらせ
【有馬記念】“中山マイスター”有終の美へ マツリダゴッホ
美浦 南D 良 馬なり 82.5-66.1-52.3-38.8-12.9 中山競馬場で12戦8勝。キャリアで挙げた重賞6勝もすべてこのコースでのものだ。一昨年の覇者マツリダゴッホはこれが引退レースだが、陣営に「回ってくるだけ」で済ませる考えは毛頭無い。“中山マイスター”の意地を見せ、有終の美を飾るべく順調に調整が進んでいる。 連覇を狙い2番人気に推された昨年は行きっぷりが悪くまさかの12着。しかし、究極の仕上げで臨んだジャパンC(4着)を経てのもので、失速するだけの理由はあった。オールカマーで優勝→天皇賞・秋(で凡走)から有馬記念という、一昨年と同様のローテーションで挑む今回は再びの大駆けがあっても全く不思議はない。 前走後は短期放牧に出され、11月末の帰厩後は入念な乗り込みが続いている。 「ジャパンCを使わずリフレッシュできたし、調整も昨年よりやりやすかった。オールカマーの内容から考えれば衰えは感じない。得意の中山でいい結果を」と、国枝師はラストランへ向けての順調さを強調。 迎えた23日の最終追い切りは通常のポリトラックではなく、南D(ダート)コースで単走。正パートナー蛯名騎手が跨り、終始馬任せの調整となったが、ラストは自ら闘志を見せて鋭い伸びを見せた。 「ポリトラックコースは霜が降りていたので急遽変更しました。以前はダートでも追っていたので特に問題はない。力強さがあって、いい動きだったんじゃないかな」と、指揮官は上々のジャッジを下し「一昨年のような好位からのレースをしてくれれば力は出せるはず。鞍上に託します」と、07年のV再現に期待を込めていた。 鞍上蛯名騎手も中山芝2500mでの複勝率45.3%(過去5年)を誇るなどマツリダゴッホに負けず劣らぬ中山巧者だが、20日は中山競馬場で10回騎乗して6回複勝圏に絡むなど大一番を前に尻上がりに調子を上げている。“中山マイスター”コンビ、2度目のグランプリVへ視界良好だ ※関連情報 ★現役騎手・調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです! ★マツリダゴッホが出走する有馬記念のデータ予想、全馬追い切り速報など充実のレース情報はこちら ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ! ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」は枠