おしらせ
ドリームジャーニーが優勝、春秋グランプリ連覇の偉業達成!
27日、中山競馬場で行われた第54回有馬記念(GI・芝2500m)は、池添謙一騎手騎乗の2番人気ドリームジャーニー(牡5、栗東・池江寿)が優勝した。2着に1番人気ブエナビスタ、3着に11番人気のエアシェイディが入った。 払戻金額は馬連740円、馬単1,510円、3連複5,460円、3連単18,890円。 戦前の予想通りにリーチザクラウンが迷うことなくハナに立ち、これをテイエムプリキュア、ミヤビランベリが追走。ブエナビスタはいつもより前目、ちょうど中団あたりに位置し、出遅れ気味にゲートを出たドリームジャーニーはエアシェイディとともに後方待機策をとる。 1000m通過が58秒6というハイペースでレースを引っ張ったリーチザクラウンは、徐々にペースが上がり出した3コーナー過ぎで脱落。変わってマツリダゴッホが外から一気に進出を開始し、得意の勝ちパターンに持ち込もうとする。さらにはブエナビスタも4コーナーで3番手まで押し上げ、勝負は直線へ。 マツリダゴッホは直線半ばで失速。一旦は先頭に躍り出たブエナビスタに、外からドリームジャーニーが猛追。勝負は完全にこの2頭に絞られる。激しい競り合いとなったが、ここでドリームジャーニーがもうひと伸び。最後はブエナビスタに半馬身の差をつけてゴール板を駆け抜け、春秋グランプリ連覇の偉業を達成した。鞍上スイッチという荒療治で勝負を賭けたブエナビスタはまたも惜敗。完全復活は来年へお預けとなった。また、エアシェイディがフォゲッタブルとの叩き合いを制し、昨年に続き3着を確保している。 勝ったドリームジャーニーは06年朝日杯FS、09年宝塚記念に続く3つ目のGI制覇。池添騎手はGI・11勝目となった。 なお、本年の菊花賞馬で6番人気に推されていたスリーロールスは向こう正面で他馬に関係なく故障(左前浅屈腱不全断裂)を発生し、競走を中止している。 ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ! ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです!