おしらせ
【土曜京都10R/若駒S】大物羽ばたくか!? ルーラーシップ
明日土曜、京都の準メインレースは注目の3歳オープン特別・若駒S(芝2000m)が組まれている。05年はディープインパクトが優勝し、昨年は皐月賞馬アンライバルドがここをステップに羽ばたいた。今年も期待の良血がスタンバイしている。 昨暮れの阪神で鮮烈なデビューVを飾ったのがルーラーシップ。父はNHKマイルC、日本ダービーと変則二冠を制したキングカメハメハ、母はオークス、そして天皇賞(秋)を制したエアグルーヴという超良血馬。レースは中団より後方に待機し、直線は抜群の伸びを見せ2着に3馬身半差を付け完勝。見せムチだけでラスト1Fは11秒2。大物と唸らせた。その後は栗東TC近郊のグリーンウッドへいったん放牧に出され、1月8日に栗東TCへ帰厩。中間はCWコースで順調に調整され、今週は古馬オープンのトライアンフマーチと併入と申し分のない動きを見せた。動きはダイナミックなもので、実戦を一度使われさらに上昇してきた感がある。クラシック本番に向け、どんなレースを見せてくれるか楽しみだ。 暮れの阪神デビュー組からもう1頭、クラシック級を予感させる勝ちっぷりを見せたのがゴールスキーだ。道中は後方で折り合い、直線は手応え十分に抜け出して完勝。後肢の繋ぎが柔らかく、弾力性に富む走法が目に付く。このレースを目標に中間は栗東TCで調整されてきた。今週はPコースで一杯に追われ、併せた3歳未勝利のウインブシドウに先着を許したが、追走分で心配はなし、躍動感のある動きを披露した。名手・ルメール騎手を配し、磐石の体制で臨む。 前走、強豪が揃ったラジオNIKKEI杯2歳S(GIII)で4着に追い込んだヒルノダムール。その時の5着馬アドマイヤテンクウが先週の京成杯(GIII)で差のない2着に粘り、改めてハイレベルの一戦だったことを証明した。今週も主戦の藤田騎手が手綱を取り、栗東CWコースで併せた3歳新馬を相手を軽く仕掛けただけで一蹴。力強い動きでフィニッシュした。キャリアを積みつつ上昇している。 先週の京成杯を回避してここに臨むのがダノンスパシーバ。デビュー戦快勝後の2戦は、ヴィクトワールピサ(ラジオNIKKEI杯2歳S優勝)、テイラーバートン(フェアリーS3着)と差のない競馬をして??着。ここは揉まれた経験を活かしたいとことだ。 ※関連情報 ★ヒルノダムールに騎乗する藤田伸二騎手の公式ブログ「藤田伸二の男道」は要チェック! ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ! ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです!