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ダービージョッキー角田騎手が新たな道へ

調教師としても大舞台に強い馬作りを期待したい角田騎手

 ダービージョッキー角田晃一騎手(39、栗東・フリー)が静かに鞭を置く。10日に2010年度の調教師免許試験の合格者がJRAより発表され、同騎手は見事に合格。28日付けで騎手を引退し、調教師の道へ転身することになった。  角田騎手は89年3月にデビュー。同年3月18日にヤマニントリガーで初勝利を挙げると、1年目から43勝をマークし、この年の最多勝利新人騎手賞を受賞した。翌90年にはサマンサトウショウでエプソムSを制し重賞初制覇。91年にはシスタートウショウで桜花賞を制し、3年目でGI初制覇を果たした。  その後も順調に勝ち星を重ね、94年にはノースフライトで安田記念、マイルCSとマイルGIを連覇、95年にはヒシアケボノでスプリンターズSを制し、当時の古馬短距離GI完全制覇を成し遂げた。  そして94年の朝日杯3歳Sを制したフジキセキの主戦騎手として、ダービー制覇間違いなし、といわれるも、屈腱炎で引退となりその夢は幻に。しかし、01年にジャングルポケットで日本ダービーを制し、フジキセキと同馬主・同厩舎・同騎手の悲願は結実することとなった。  またヒシミラクルとのコンビでは、02年菊花賞、03年天皇賞(春)、宝塚記念と長距離GIで3勝をマークし、順に10、7、6番人気での勝利で波乱を演出。07年にはサマージョッキーズシリーズの初代チャンピオンとなり、第21回ワールドスーパージョッキーズシリーズへの出場を果たした。  通算では711勝ながら重賞は38勝。そのうちGIは10勝をマークしており、大舞台に滅法強いジョッキーとしてファンを沸かせた。残り3週の騎手生活を見届けるとともに、調教師としても大舞台に強い馬作りを期待したいところだ。 ※関連ニュース ★角田、菊沢隆ら調教師へ転身!調教師・騎手免許試験合格者発表!(2010年2月10日) ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ!気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」は枠順確定後に無料公開開始!現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです!

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