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【チューリップ賞】有力馬1週前追いレポート
今週末の土曜日、阪神競馬場のメイン競走は、3着までに桜花賞への優先権が与えられる、桜花賞TRのチューリップ賞(GIII)が行われる。ここへ出走を予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート! アパパネ 昨年の最優秀2歳牝馬は始動戦へ向けて順調。昨暮れの阪神JF(GI)優勝後は、美浦の厩舎に置かれ調整されてきた。1月下旬から時計を出し始め、栗東TCへは前走時と同様に、比較的早めの2月18日に入厩した。2月24日に栗東坂路で追われ、4F52秒2─37秒8─24秒6─12秒3(一杯)。仕掛けてからの反応は上々で、小気味いいフットワークで登坂した。久々の分、馬体にまだ余裕が感じられるが、このひと追いで態勢が整うだろう。 エーシンリターンズ 昨暮れの未勝利戦をV→前走のオープン特別・エルフィンSは内から抜け出す内容で連勝中。2月24日に栗東坂路で追われ、4F52秒3─計不─24秒6─12秒2(一杯)。リズミカルな走りで好時計を叩き出し、好調子をアピールした。カイ食いが細いため、馬体はふっくらとしてこないが、落ち着きがあるのは何よりだ。 ワイルドラズベリー 前走のオープン特別・紅梅Sは好位追走から、ゴール前素晴らしい瞬発力を発揮して快勝。中間は短期放牧に出ていたが、放牧先でも緩めることなくシッカリと乗り込まれていた。2月24日に栗東CWコースで追われ、6F84秒1─11秒7(強め)。全身バネといったキビキビとした動きを見せ、仕上がりの良さをアピールした。 ベストクルーズ ファンタジーS(GIII)2着→阪神JF(GI)3着と、堅実な末脚を武器に差のない競馬をしている。リフレッシュ放牧を経て、2月の中旬から栗東TCで時計を出し始めた。2月24日にCWコースで追われ、6F87秒2─12秒7(一杯)。併せたタガノエリザベート(3歳オープン)に大きく遅れてしまったが、もともと調教では動かないタイプで、気にしなくてもいい。ただ馬体の成長度という点では、久々を思うともう少しフックラとしてほしい部分もある。 ※関連情報 ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強「ブログ王国」 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ!