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【弥生賞】有力馬1週前追いレポート
今週末の日曜日、中山競馬場のメイン競走は、皐月賞トライアル(3着馬までに優先出走権)の弥生賞(GII)が行われる。ここへ出走を予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート! ヴィクトワールピサ 昨暮れのラジオNIKKEI杯2歳S(GIII)は、それまでの先行抜け出し戦法から一転、後方からの競馬を試みて快勝した。中間はリフレッシュ放牧。2月下旬から栗東TCで時計を出し始めた。2月24日に栗東CWコースで追い切られ、5F68秒4─12秒3(一杯)。併せたマゼラン(1600万下)に遅れをとったが、最後まできっちり追われており、このひと追いで仕上がってくるだろう。放牧先で十分に乗り込まれていたようで、馬体の張りは良く、さらにパワーアップした印象を受ける。 エイシンアポロン 昨暮れの朝日杯FS(GI)は、勝ったローズキングダムに0秒2差およばず2着に敗れたが、3着馬に2馬身差を付けていた。行ってよし控えてよしのレース巧者で、自在性が最大の強み。2月24日に栗東坂路で追われ、4F52秒9─38秒5─24秒8─12秒2(一杯)。力強い伸び脚で登坂した。休んでいる間に胸前、腰からトモにかけての筋肉がボリュームアップ。クラシック戦線へ好発進できる態勢にある。 アドマイヤテンクウ 前走の京成杯(GIII)は、押し出されるように先頭に立ち、直線はいい粘り腰を見せたが、ゴール前の接戦に敗れての2着。この中間は体を緩めることなく、栗東TCで再三の併せ馬を消化。2月24日に栗東CWコースで追われ、併せたアドマイヤレッド(500万下)に先着。タイムは6F84秒6─11秒8(一杯)をマークした。追われるごとに馬体に幅を増している印象があり、どっしりとした重量感が出てきた。目下の充実ぶりは素晴らしいものがある。 ダイワバーバリアン 前走のきさらぎ賞(GIII)は直線窮屈なところに入り脚を余しての5着。道中はまずまずスムーズに追走できていたように折り合い面に進境が見られた。2月26日に栗東坂路で追われ、4F54秒5─39秒9─26秒0─13秒2(強め)。終始リラックスして走れており、軽快なフットワークでの登坂ぶりには精神面での成長が見られる。一度叩かれ馬体に張りが出てきたのも好材料。 ※関連情報 ★ダイワバーバリアンを管理する矢作厩舎公式ブログ「よく稼ぎ、よく遊べ!」はこちら ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強「ブログ王国」 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ!