【地方競馬】明日16日、川崎競馬場で関東オークス　武豊騎手騎乗のウェルドーン、南関東牝馬2冠ケラススヴィアなど12頭が参戦

6月16日、川崎競馬場でダートグレード競走・関東オークス（JpnII、ダ2100m）が開催される。枠順、発走時刻は以下の通り。1着賞金は3200万円。

■川崎11R・関東オークス（JpnII、ダ2100m）　20時10分発走

1枠1番　ランスオブアース　 （牝3、栗東・本田）　 泉谷

2枠2番　レディブラウン　　 （牝3、川崎・原三）　 伊藤裕

3枠3番　ネイバーアイランド （牝3、金沢・鋤田誠） 魚住謙

4枠4番　グロリオーソ　　　 （牝3、大井・佐野謙） 矢野貴

5枠5番　リフレイム　　　　 （牝3、美浦・黒岩）　 木幡巧
5枠6番　ウェルドーン　　　 （牝3、栗東・角田）　 武豊

6枠7番　ケラススヴィア　　 （牝3、浦和・小久保） 森泰斗
6枠8番　ディアリッキー　　 （牝3、船橋・新井清） 本田正

7枠9番　ベルヴォーグ　　　 （牝3、栗東・藤原英） 幸
7枠10番 スセリヒメ　　　　 （牝3、川崎・河津裕） 藤本現

8枠11番 ウワサノシブコ　　 （牝3、浦和・岡田一） 和田譲
8枠12番 サンシェリダン　　 （牝3、高知・工藤真） 笹川翼

ランスオブアース（牝3、栗東・本田）は、牡馬相手の兵庫CSで3着に健闘。リプレーザ、ゴッドセレクションの2頭には離されたが、最後まで諦めずに脚を伸ばせており、次以降に繋がる内容だった。勝負どころでややズブい面が見られただけに、泉谷騎手も積極果敢な競馬をここではしてくることだろう。

ウェルドーン（牝3、栗東・角田）は、勝ち上がるまでに6戦を要したが、一歩一歩ずつ着順に階段を上がり、1勝クラス、鳳雛Sと現在2連勝。鳳雛Sでは3頭横並びの状況から一気に突き抜ける強い内容だった。3馬身差の2着がタケルペガサス（カトレアS2着、UAEダービー4着）だっただけにダート界の新星誕生と言っても差し支えないだろう。同馬の祖母は朝日CC勝ちのツルマルガール、伯父は安田記念勝ちのツルマルボーイと成長力も十分。3連勝で一気の重賞制覇を達成し、3歳牝馬の頂点に立ちそうだ。

ケラススヴィア（牝3、浦和・小久保）は、楽々と東京プリンセス賞を逃げ切り、南関東牝馬2冠を達成。短距離志向のサウスヴィグラスの産駒ではあるが、近3走は距離が延びるごとに強さが増している印象すらある。南関東の3歳牝馬とは勝負付けが済んでおり、あとは中央勢の猛追を凌ぎ切れるかがカギとなる。

ベルヴォーグ（牝3、栗東・藤原英）は、京都2歳S勝ちベルラップの半妹。芝では勝ち切れなかったが、ダート転向後は3戦2勝と砂で頭角を現してきた。2走前は被せられる展開がキツかったようだが、前走は叩き合いの末に勝利をもぎ取る強い内容。スタートや気性面に課題は残るものの、すんなりした競馬ができるようなら食い込み以上がありそうだ。

ほか、ダート中距離戦で前進を狙うアメリカンファラオ産駒のリフレイム（牝3、美浦・黒岩）や南関東の牝馬重賞路線で好走してきたディアリッキー（牝3、船橋・新井清）らにもチャンスはありそう。白熱するレースとなりそうだ。
（Text:Ito）

【川崎競馬】関東オークス(2021)調教VTR　【公式】川崎競馬より


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