【中京記念】有力馬１週前追いレポート

　今週末の土曜日、中京競馬場のメイン競走は、ハンデ戦によって争われる中京記念（ＧIII）が行われる。ここへ出走を予定している有力馬たちの１週前追い切りの模様を詳細レポート！ 　 マイネルスターリー 前走、中京で開催された小倉大賞典（ＧIII）は２位入線もゴール前で斜行があり、５着に降着。久々で馬体重１４キロ増、直線ではその分苦しくなって外にヨレてしまったか。ひと叩きされ気配は順当に上昇。４日に栗東ＣＷコースで追われ、６Ｆ７８秒２─１２秒７（一杯）をマークした。体全体を使ったフォームで、調教では真っ直ぐ走っている。馬体の張りも良く見せており、好調をキープをしている。 ナリタクリスタル 前々走で準オープン特別を快勝し、前走の小倉大賞典でも相手なりに走れる強みを武器に２着に押し上げた。この中間もシッカリ乗り込まれており順調だ。３日に栗東坂路で追われ、４Ｆ５２秒４─３７秒８─計不─１２秒４（一杯）。迫力満点のフットワークで登坂。一走ごとに力を付けている印象で、動きに力強さが漲っている。 リトルアマポーラ 前走の小倉大賞典は先行勢には厳しい流れとなり、１３着と大敗。しかし今回は距離が１Ｆ延長となり、ゆったりと流れれば巻き返しは十分。４日に栗東ＣＷコースで追われ、６Ｆ８６秒２─１２秒２（馬なり）。力強い脚捌きで駆けぬけており、前走大敗のショックは感じられない。状態面においては太鼓判を押せる。 サクラオリオン 昨年の覇者は連覇を目指し、前走の福島記念（ＧIII）以来４カ月ぶりの出走を迎える。３日に栗東Ｐコースで追われ、６Ｆ７９秒６─１２秒２（一杯）。併せたニルヴァーナ（古馬ＯＰ）に遅れを取っていたように、まだいくらか馬体に余裕がみられる。今週のひと追いでどこまで変わってくるかがカギになりそう。 エアシャトゥーシュ 前走の準オープン特別・名鉄杯を外から差し切り勝ち。勢いに乗っている上がり馬的な存在で、ハンデ５５キロなら初重賞でも一発の魅力いっぱい。４日に岩田康騎手を背に栗東ＣＷコースで追われ、６Ｆ８３秒４─１１秒８（一杯）。併せたシアフォース（３歳未勝利）に先着。ハツラツとした動きを見せており、目下絶好調といったムードを漂わせている。 ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ！ ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載！　史上最強のブログ王国も要チェックです！