おしらせ
【チューリップ賞】ショウリュウムーンが3頭の競り合いを制す
6日、阪神競馬場で行われた第17回チューリップ賞(GIII・芝1600m)は、木村健騎手騎乗の9番人気ショウリュウムーン(牝3、栗東・佐々木)がゴール前で2頭を競り落とし勝利。3/4馬身差の2着に1番人気のアパパネ、アタマ差の3着に8番人気のエーシンリターンズが入線した。この上位3頭には桜花賞の優先出走権が与えられる。 配当は馬連5,980円、馬単15,690円、3連複23,510円、3連単186,190円。 エーシンリターンズが好スタートを決めるが、ストレンジラブが積極的にハナを奪う展開。ヴィクトリーマーチ、ワイルドラズベリー、アパパネ、エーシンリターンズが先団に位置し、中団から後方にかけてはショウリュウムーン、オウケンサクラ、ベストクルーズ、オメガブルーハワイの順に追走する。そのままの隊列で直線に向かうと、ショウリュウムーン、アパパネ、エーシンリターンズの伸び脚が良く、最後は3頭が競り合う形になる。最後は、ショウリュウムーンがアパパネ、エーシンリターンズを競り落として勝利した。 勝利した木村健騎手のインタビューでは、 「凄い弾けてくれました。昨日、先生に『この馬は走る』と言われ、期待していました。道中折り合いがついて非常に乗りやすかったです。馬に勝たせてもらいました」 と、レースを回顧し、馬を褒め称えた。 勝ったショウリュウムーンは、重賞初制覇で、未勝利戦に続く2連勝、。仕上がり途中と言えども2歳女王アパパネを打ち負かし、強い内容だった。この勢いで本番でも活躍が期待される。