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【スプリングS】有力馬1週前追いレポート
今週末の日曜日、中山競馬場のメイン競走は、皐月賞トライアル(3着馬までに優先出走権)のスプリングS(GII)が行われる。ここへ出走を予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート! ローズキングダム 昨暮れの朝日杯FS(GI)を制した2歳チャンプがここから始動する。前走後は疲れを癒すため、栗東TC近郊のグリーンウッドへ放牧に出されていた。1月28日に栗東TCに帰厩。坂路&Pコースで順調に乗り込まれた。10日に主戦の小牧太騎手を背に栗東Pコースで追われ、6F79秒6─11秒8(強め)。併せたカレンナホホエミ(3歳オープン)と併入した。中間速い時計を出したのが今回で3回目で、反応は少し鈍かったが、このひと追い変わってくるはずで、今週の最終追い切りが注目される。 アリゼオ 前走の共同通信杯(GIII)道中折り合いを欠くところがあり3着に敗れた。その後は宮城県の山元TCへ短期放牧に出され、2月26日に美浦TCに帰厩した。ここに来て体質が強化されたようで、帰厩してからも順調に時計を出している。11日に美浦Wコースで追われ、6F81秒3─13秒2(一杯)。併せたベルベットロード(1600万下)に先着した。追われてからスッと反応しており、動きは上々。今週のひと追いで万全に仕上がるだろう。 サンライズプリンス 中京の新馬→特別戦を連勝し勢いに乗る1頭。10日に栗東Pコースで追われ、6F81秒3─11秒3(一杯)。併せたサンライズベガ(オープン)の外で先着した。追ってから力強いフットワークを見せ、古馬のオープン馬を圧倒。前走快勝後、更に調子を上げている。 サンディエゴシチー 昨年の札幌2歳S(GIII)の覇者で、前走の東京スポーツ杯(GIII)は早めに先頭に立つ競馬で4着。その後、脚元に不安が出て放牧に出されていた。帰厩後2月下旬から時計を出し始め、11日に栗東CWコースで追われ、6F81秒3─12秒5(一杯)。併せたマーチインパクト(500万下)に先着した。この中間、時計を出すごとに動きが良くなっており、2歳時と同様に頭の高い走法だが、動きは力強く今週のひと追いで仕上がるだろう。 ソリタリーキング デビューからダート戦を2連勝、3連勝を目指して臨んだ前走のオープン特別・ヒヤシンスS(ダ1600m)だったが、後方から追い上げたものの、先に抜け出した勝ち馬を捕らえることはできなかった。それでも2着は死守しており、地力のあるところは証明した。クラシック出走を賭け、今回は芝に挑戦する。10日に栗東坂路で追われ、4F55秒1─40秒4─27秒0─13秒8(一杯)。併せたフォーティファイド(1600万下)に遅れたが、雨で力の要る馬場に脚を取られてのもので、動きそのものは迫力十分だった。レースは内田博騎手に乗り替わる予定だ。 ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ! ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです!