女傑ウオッカ、競走馬登録を抹消　アイルランドで繁殖入りへ

　３月５日にドバイで行われた「マクトゥームチャレンジ　ラウンド３」（国際ＧII、ＵＡＥドバイ・メイダン競馬場、オールウェザー2000ｍ）に出走して８着に敗れ、鼻出血を発症したウオッカ（牝６、栗東・角居）が、１８日付けでJRAの競走馬登録を抹消された。同馬は今後アイルランドで繁殖入りする予定で、既に同国ギルタウンスタッドに移動している。初年度の交配相手は、英国ダービー、凱旋門賞を制すなどＧI６勝を挙げたシーザスターズ。 　通算成績は２６戦１０勝（海外４戦０勝）。獲得賞金１３億3356万5800円。重賞は０６年阪神ジュベナイルＦ（ＧI）、０７年チューリップ賞（ＧIII）、日本ダービー（ＧI）、０８年安田記念、天皇賞・秋（ＧI）、０９年ヴィクトリアマイル、安田記念、ジャパンＣ（ＧI）の計８勝。 　牝馬として６４年ぶりに日本ダービーを制覇、０８年天皇賞・秋におけるダイワスカーレットとの歴史的激闘などなど記憶と記録の両方に強烈なインパクトを残した女傑がターフを去る。今後は母としての活躍に期待だ！ ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェック！ ★気になるあの馬の能力順位は？　究極の予想数値「指数Ｘ」はコチラ！ ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載【史上最強のブログ王国】