おしらせ
毎日杯1週前追い切りレポート
今週末は今メンバーが揃った毎日杯が行われるが、本日は出走予定各馬の1週前追い切りについてレポートが届いているので、お伝えすることにする。 《栗東》 ザタイキ(牡、栗東・藤原英) 前走は直前の追い切りを木曜にスライドさせて、順調さを欠いたようなところがあったが、今回はレース後もすぐに乗り出せたし、調整の過程に特に不安はない。馬体に張りが出てきているし、前走時よりも数段いい状態といえそう。 ダノンシャンティ(牡、栗東・松田国) もう少し筋肉がついてきて欲しいし、馬体の成長に物足りなさは感じはするものの、精神的に落ち着けているのは好印象。この中間も十分乗り込まれているし、体をうまく使って走れているので時計以上に動きが良く映る。この馬なりに状態は良さそうだ。 マストハブ(牡、栗東・笹田) 17日に栗東ポリで秋山騎手が騎乗し、81秒7?65秒2?51秒2?37秒8?12秒0を馬なりでマーク。古馬500万下のブライトウィークに対して先行し、コンマ1秒の先着を果たした。一杯に追われた前週よりも時計は出ており、体調は上向いている気配だ。 ミッキードリーム(牡、栗東・音無) 筋肉が落ちているような印象を受けるし、馬体が細く映るのは気掛かりなところ。ひと息入れたことで痛めた腰、トモは良くなっているのだが、休養前とは馬体のつくりがちょっと変わってきているように思われる。 ヤマニンシャスール(牡、栗東・浅見) 21日に栗東坂路で1本。53秒7?38秒0?25秒0?12秒3を一杯に追われマークした。日曜にビシッとやって気合を注入。最終追い切りは控えられる可能性もあるが、強い追い切りをやっての変わり身に期待したいところ。体調は変わりなく順調といえる。 リルダヴァル(牡、栗東・池江郎) 骨折明けになるが、乗り込み量は十分。ただ、故障していた馬だけに、意図的に肉をつけさせなかったのかもしれないし、馬体の成長という点では物足りなさを感じる。スッキリ見せて休み明けでも力を出せる態勢にありそうだが、馬体だけを見たらちょっとガッカリしてしまうかもしれない。 ルーラーシップ(牡、栗東・角居) 使い詰めで馬体が細い印象を受けていたのだが、使いながら馬体を仕上げてきているのだろう。筋肉も張ってきたし、いい意味で研ぎ澄まされてきたよう。見た目は一段と母のエアグルーヴに似てきたし、これならレースに行って瞬発力を発揮してくれそうな印象だ。 《美浦》 コスモヘレノス(牡、美浦・菊川) 18日に美浦坂路で54秒9?38秒7?25秒2?12秒5を馬なりでマーク。前走後の初時計だったこともあって、特に無理をさせず、馬の気に任せた内容だった。フットワークに硬さはなく、覇気も旺盛な印象を受ける。デキ落ちはなさそうだ。 ミッションモード(牡、美浦・藤沢和) 17日に美浦南芝で69秒5?54秒5?40秒1?12秒3を馬なりで計時。久々となる芝コースでの追い切りだったが、3頭併せで直線は2頭の間から持ったままグイグイと伸びる迫力の動きを見せた。馬体の張りも目立っているし、前走からの疲労は特に見られない。