おしらせ
【高松宮記念】有終Vへ態勢万全!アルティマトゥーレ
美浦 南P 良 馬なり 52.6-38.7-12.7 高松宮記念を最後に競走生活に別れを告げるアルティマトゥーレ。昨年9月にセントウルSを制し初のタイトルを獲得すると、スプリンターズS(5着)では1番人気の支持。前走のシルクロードSで重賞2勝目を飾るなど、短距離戦線を引っ張る存在にまで成長してきた。 しかし、その道のりは決して平坦なものではなかった。栗東・森厩舎から06年12月にデビューVで競走生活をスタートさせるも、股関節を痛め1年5カ月もの休養を余儀なくされる。08年には脚部に負担の掛からないポリトラックコースを求めて美浦・奥平厩舎へ転厩。4歳秋の復帰初戦で2着に好走するも、再び股関節を痛め戦列を離れた。 一時はそのまま繁殖入りも検討されたが、弱かったところも徐々に解消され、レースに復帰すると条件戦から着実にステップアップ。昨年夏にオープン入りを果たし、一気に出世街道を歩んだ。「美浦に来たのが大正解。ポリトラックがマッチしてくれた」と奥平師。07年11月に開設された新コースが、本馬の運命を変えたといっていい。 24日の最終調整もいつものようにポリトラックコースで行われた。角馬場で入念に体をほぐした後コース入りし、雨の中大きなストライドで歩を進める。感触を確かめる程度のサラッとした調整だったが、首をリズミカルに動かし、弾むような脚捌きでフィニッシュ。万全の状態であることを大いにアピールした。 「先週5Fから強い追い切りをやっているので、気合の方は乗っている。やりすぎるとオーバーワークになりますからね」と、予定通りのケイ古内容に指揮官は満足げな表情。「スプリンターズSで結果を出せなかった分、最後のGIに懸ける思いは強い。何とか結果を出して引退させたい」と、大きく力を込めた。 中京コースは2戦2勝と相性のいい舞台。過去にはファレノプシス(00年エリザベス女王杯)やブルーメンブラット(08年マイルCS)など、ラストランでGI制覇を飾った馬も少なくない。コンビを組むのは今年重賞6勝と勢いの止まらない横山典騎手。絶好調男がアルティマトゥーレのラストランを華麗に導く。 ※関連情報 ★アルティマトゥーレが出走する高松宮記念のデータ予想、全馬追い切り速報など充実のレース情報はこちら ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ! ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」は枠順確定後に無料公開開始! ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです!