2016年札幌2歳S勝ちトラストが引退　今後は馬事公苑で乗馬となる予定

2016年の札幌2歳S（GIII）を勝ったトラスト（牡7、栗東・長谷川）が、本日6月24日付で、JRAの競走馬登録を抹消したことが発表された。今後は馬事公苑で乗馬となる予定。

同馬は2016年5月に川崎競馬でデビュー（1着）。地方で連勝を飾り、中央のクローバー賞でも2着に好走すると、同年9月の札幌2歳Sを見事逃げ切り、地方所属のまま中央の重賞を制覇。その後は栗東・中村厩舎に移籍し、皐月賞、NHKマイルC、日本ダービーなどの大舞台にも駒を進めた。

低迷する時期もあったが、2018年10月に障害入りするとそこから3連勝し、障害戦で力を示すようになった。脚部不安で長期休養が2度もあり、2019年以降はあまり数を使えなかったものの、障害重賞で2着1回、3着2回と活躍した。ラストランは本年5月の京都ハイジャンプで2着。

▽【トラスト】
父スクリーンヒーロー
母グローリサンディ
母父エイシンサンディ
通算26戦7勝

《重賞勝鞍》
2016年　札幌2歳S（GIII）
（Text:Ito）

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