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【今週の新馬戦・注目馬】ステラリードの仔、レッドベルオーブ半弟ら今週も良血馬が続々デビュー

■6月26日の東京競馬場第5R・メイクデビュー東京(新馬・芝1800m)で、アスクビクターモア(牡2、美浦・田村)が戸崎騎手を鞍上に初戦に挑む。父はディープインパクト、半姉ケマーは英仏GI2勝を挙げた名牝だ。デビューに向けた調教では、先週、先々週と古馬オープンクラスのパートナーを相手に互角以上の動きを見せている。昨年のセレクトセール1歳馬セッションで1億8700円(税込)という値段で落札された同馬。その期待に応える走りを披露できるか。

【アスクビクターモア】
父ディープインパクト
母カルティカ
母父Rainbow Quest

■6月26日の阪神競馬場第5R・メイクデビュー阪神(新馬・芝1400m)で、アグリ(牡2、栗東・安田隆)がデビューする。父カラヴァッジオは欧州の短距離路線を主戦場とし、GI2勝を挙げた。この厩舎らしく坂路でしっかり乗り込まれており、17日の調教ではレースでも鞍上を務める川田騎手を背に、4F51秒2-1F12秒0という好時計をマーク。23日の最終追い切りでも4F52秒9-1F11秒9という力強い動きを見せた。父、厩舎双方のイメージから主戦場は短距離になりそうで、デビュー戦の1400mという距離はいかにも合っていそう。どのような走りを見せてくれるか注目したい。

【アグリ】
父Caravaggio
母オールドタイムワルツ
母父War Front

■6月26日の札幌競馬場第5R・メイクデビュー札幌(新馬・芝1200m)で、キングエルメス(牡2、栗東・矢作)が初陣を迎える。父はロードカナロア、母ステラリードは函館2歳Sの勝ち馬だ。「矢作厩舎」×「広尾レース」のコンビといえば、今年のNZT勝ち馬バスラットレオンや昨年のラジオNIKKEI賞2着馬パンサラッサなどといった活躍馬を輩出してきた組み合わせ。16日の調教で併せたポメランチェは先週の新馬戦をレコードタイムで圧勝しており、それに続きたいところだろう。鞍上は坂井騎手。

【キングエルメス】
父ロードカナロア
母ステラリード
母父スペシャルウィーク


■6月27日の東京競馬場第5R・メイクデビュー東京(新馬、芝1600m)で、ソリタリオ(牡2、栗東・西村)がデビュー戦を迎える。父はこの2歳世代がセカンドクロップとなるモーリス。母は中央2勝に留まっているが、祖母はクイーンCを制したライラプス、曾祖母はフサイチエアデール(重賞4勝、桜花賞2着など)、4代母ラスティックベルからはクロノジェネシス、ノームコア姉妹が送り出されており、血統背景は申し分ない。5月上旬から入念過ぎるほどに併せ馬をこなし、先週の調教では準オープン馬に食らいつけていた。態勢は申し分ない。

【ソリタリオ】
父モーリス
母サブトゥエンティ
母父キングカメハメハ

■6月27日の東京競馬場第6R・メイクデビュー東京(新馬、ダ1400m)でリュウノブレイク(牡2、美浦・宗像)が初陣に挑む。父は英2000ギニー勝ち馬で、この2歳世代の産駒が日本供用開始後2世代目となるマクフィ。牝系に目を移すと祖母はトレンドハンター(フラワーC勝ち、桜花賞3着)、大伯母に交流重賞スパーキングレディーCを勝ったスティールパスがいる。本番でも騎乗する柴田善騎手が先週、今週と騎乗して鋭い動きを連発。この馬の力は出せる状態だろう。

【リュウノブレイク】
父マクフィ
母エンパイアブレイク
母父エンパイアメーカー

■6月27日の阪神競馬場第5R・メイクデビュー阪神(新馬、芝1800m)で、レッドベルアーム(牡2、栗東・藤原英)がデビューする。曾祖母フォンチャッターは1993年の米2歳牝馬チャンピオン。3歳上の半姉レッドベルディエスはここまで中央4勝、2つ上の半兄レッドベルジュールはデイリー杯2歳S勝ち、ひとつ上の半兄レッドベルオーブは昨年のデイリー杯2歳Sを勝ち、朝日杯FSでは3着に入った。5月下旬から入念に乗り込まれており、近4週は連続して福永騎手が付きっ切りで稽古をつけている。今週は3歳未勝利を楽にアオっており、勝ち負けを意識できる状態まで仕上がっているようだ。兄2頭が手が届かなかった2歳GI獲りへ、好発進を決めることができるか。

【レッドベルアーム】
父ハーツクライ
母レッドファンタジア
母父Unbridled’s Song

■6月27日の札幌競馬場第5R・メイクデビュー札幌(新馬、芝1200m)で、鞍上岩田康騎手のエスコートによりデビュー戦に臨むのがシゲルツバメ(牝2、栗東・橋田)だ。現2歳世代の“シゲル軍団”命名テーマは5年ぶりに「動物」が中心のようで、シゲルトラ、シゲルトビウオ、シゲルハヤブサ……と、陸海空問わず様々な生き物の名が使われている(ただし「シゲルウマ」「シゲルホース」という馬はいない)。アイルランドで生産されたシゲルツバメは、父が欧州で芝6FGIを2勝したカラヴァッジオ、伯父(母の全兄)に豪GI・シドニーCを制したジオファーがいる良血。5月上旬から乗り込まれ、函館入厩後の攻めも意欲的だ。力を出せる状態だろう。

【シゲルツバメ】
父Caravaggio
母Vivere
母父モンジュー

(Text:Hiraishi/Nishimura)


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