【今日の出来事】萱野調教師がJRA通算300勝達成／松永幹調教師がJRA通算400勝達成／ピンクカメハメハが競走中に急死、北村宏騎手は落馬負傷

【6月20日の出来事】
■東京競馬第2R・3歳未勝利でコトブキアルニラム（牝3）が1着となり、同馬を管理する萱野浩二調教師（61、美浦）は、1998年3月7日の管理馬初出走以来、5312戦目でJRA通算300勝を達成した。現役では65人目の記録。300勝のうち重賞は2002年フローラS（ニシノハナグルマ）と2016年ファルコンS（トウショウドラフタ）の2勝。

同調教師は「オーナーはじめ、すべての関係者の方々に感謝いたします。次の1勝に向けて、夢中で頑張っていきます」と、JRAを通じてコメントしている。

■札幌競馬第5R・2歳新馬でグランアプロウソ（牡2）が1着となり、同馬を管理する松永幹夫調教師（54、栗東）は、2007年3月4日の管理馬初出走以来、3869戦目でJRA通算400勝を達成した。現役では42人目の記録。400勝のうち重賞は、2009年秋華賞（レッドディザイア）、2019年・2020年エリザベス女王杯（いずれもラッキーライラック）などGI6勝を含む21勝。

同調教師は「ここまで順調にこられたのも、馬主様、牧場関係者の皆様、そして日ごろから頑張ってくれている厩舎スタッフのおかげです。これからも、ファンの皆さまに応援していただけるような馬を育てていきたいです」と、JRAを通じてコメントしている。

■東京競馬第11R・ユニコーンSでピンクカメハメハが向正面で転倒したため競走を中止。原因は急性心不全で馬は死亡。同馬に騎乗し落馬した北村宏司騎手は府中市内の病院へ搬送された。診断名は後日発表予定。

（※6月21日13時30分追記）北村宏司騎手は右足骨折と診断されました。
（Text:Hattori）

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