おしらせ
【阪神牝馬S】待ってろブエナにレッド!アイアムカミノマゴ重賞初V
10日、阪神競馬場で行われた第10R・阪神牝馬S(GII、芝1400m)は、秋山真一郎騎手騎乗の9番人気アイアムカミノマゴ(牝4、栗東・長浜)が直線で力強く抜け出すと、2着に入った5番人気プロヴィナージュに2馬身差をつけて完勝。重賞初タイトルを奪取した。また、3着には10番人気カノヤザクラが入り、3連単は44万6150円の高配当。1番人気のラドラーダは直線で伸び切れず6着が精いっぱいだった。 マイル女王決定戦・ヴィクトリアマイルへ向けて重要な前哨戦。出走馬中、唯一のG?馬トールポピーが立ち遅れたものの、各馬上々のスタートを切った。先行争いを制したショウナンラノビアが前半3ハロン33秒8と淀みないラップを刻むなか、ラドラーダ、ワンカラット、ヒカルアマランサスといった上位人気馬は後方待機策。その2、3馬身ほど前方、好位馬群のすぐ後ろで不気味に脚を温存したのがアイアムカミノマゴだった。 直線。人気上位馬が大外に進路を求め、必死で追いすがるなか馬群を割って堂々と先頭に躍り出る。さらに、後続馬群を一気に突き放すと、直線の坂をものともしない力強い伸び脚を披露。脚色はまったく衰えることなく、最後は2着に2馬身の差をつける完勝劇を披露した。 「ずっと手応えよかったので、直線もうまく開いてよかったです。初めて乗せていただきましたが、最後はいい脚つかえると思っていたのでイメージどおりでした。これから馬は強くなっていくと思います」と、今回が初めてのコンビとなった秋山騎手も太鼓判を押した。 ブエナビスタVsレッドディザイアの再戦に注目が集まるヴィクトリアマイルだが、その二強ムードに“ちょっと待った!”。同じ4歳牝馬のアイアムカミノマゴが双璧を崩しにいく。 勝ったアイアムカミノマゴは父アグネスタキオン、母アイアムザウィナーという血統。秋山真一郎騎手、長浜博之調教師はともに同レース初制覇となった。 配当は馬連8,330円、馬単17,970円、3連複74,440円、3連単446,150円。 ※詳しいレース結果はコチラ ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ! ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです!