【日曜福島メイン／福島民報杯】小回りなら！ドリームサンデー

　今週から福島競馬が開幕。日曜のメインレースはオープン特別・福島民報杯（芝2000ｍ）が組まれている。 　前々の競馬が持ち味で、小回り福島を【1.1.1.0】と得意にしているのがドリームサンデー。前走・中山記念はハイペースを２番手追走、他の先行勢がバタッと止まるなか最後まで踏ん張って上位争いに加わっており地力の高さを印象付けた。中京開幕週に開催された昨年末の中日新聞杯（ＧIII）で２着の実績もあり、小回り＆開幕と条件が大きく好転するここはチャンスだろう。追い切りでは僚馬キングストリートと栗東ＤＰコースで併せられ、脚色では見劣ったが踏ん張って同入。終い１Ｆは１１秒８でまとめており、好調キープと見ていい。 　そのキングストリートは上がり馬の勢いを買われ、中山記念では１番人気を背負ったが直線で伸びを欠き７着。陣営が「下を気にして走っていた」と語るように明らかに不良馬場が堪えた格好だ。良馬場での一戦となれば当然見直されていい。スッと好位につけられる立ち回りの巧さがあり、初となる福島コースも苦にしないだろう。上述通り最終追いでは馬なりで僚馬をアオる抜群の動きを披露。状態は絶好だ。 　昨年の七夕賞で４着、福島記念では２着とこの条件の重賞で上位進出経験のあるトウショウシロッコ。前走中京記念は道中ほぼ最後方からの競馬で、結局１１着。まったく自分のレースをしておらず、得意コースのここなら大きな巻き返しがあってもいい。使い詰めだが、最終追いで一杯まで追われているように調子は維持できている。初めて背負う斤量５８キロの克服がカギか。 　昨年夏から秋にかけ1000万下→1600万下→オープン特別と３連勝。休養後初めて挑んだ重賞・小倉大賞典でも勝ち馬にクビ差の２位入線（着順は降着により５着）と、着実に力をつけているのがマイネルスターリー。前走中京記念は８着に敗れてしまったが大外枠に加え出負けもあったもので、悲観視する必要はないだろう。連勝時に鞍上を務めていた三浦騎手に手綱が戻ることもあり、再度注目だ。 　先週のダービー卿ＣＴを除外となりこちらにまわってきたのがキャプテンベガだ。マイル戦での良績が目立ち、ここはやや距離が長い感もあるがオープンクラスで常に上位争いを繰り広げている実力馬。あっさりのシーンがあってもおかしくない。 ※関連情報 ★トウショウシロッコに騎乗。ローカルの鬼・中舘英二騎手の公式ブログ「“逃”稿日記」を見逃すな！ ★マイネルスターリーの鞍上・三浦皇成騎手の公式ブログ「皇成?aim at the top?」も要チェックです！ ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ！ ★気になるあの馬の能力順位は？　究極の予想数値「指数Ｘ」はコチラ！ ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載！　史上最強のブログ王国も要チェックです！