【桜花賞】注文どおりの仕上げ！アプリコットフィズ

美浦　南Ｗ　良　馬なり 54.4-40.7-12.8 　クイーンＣを２馬身差で快勝し、関東の最有力候補として桜花賞に挑むアプリコットフィズ。「華やかな舞台だし、ホースマンとして一度は勝ってみたい」と、同馬を管理する小島太師は、騎手時代から未だに縁のない桜のタイトル奪取に燃えている。 　７日に行われた最終追い切りでは、馬なりで軽快な動きを披露した。新パートナーの横山典騎手を背に、古馬500万のシャイニーカフェを３馬身ほど先行してスタート。徐々に併せ馬の態勢に移行すると、懸命に食い下がるシャイニーを横目に、お釣り十分の手応えで併入フィニッシュしてみせた。全体時計こそ平凡だったものの、３１日に実質の最終追いともいえる速いタイムを出しており、中間だけでもこれで６本目の時計。仕上げにぬかりはない。 「輸送を考えて控えめにしたが、これくらいでちょうどいい。余力残しでも動きは力強いしね」と、小島太師は愛馬の順調な仕上がりぶりに目を細める。追い切りに騎乗した横山典騎手も、「乗り心地はすごく良かった。精神面がしっかりしていて素直なのもいいね」と絶賛。「とにかく走るというイメージしかない。素晴らしい切れ味を持っているし、チャンスを生かしたいね」と、気合十分だ。 　クイーンＣを勝って本番に直行した馬は、過去１０年連対ゼロという嫌なデータもあるが、「過去のデータは深く考えてないし、馬場のいい東京で気持ち良く勝てたのだからステップとして十分」と、師はそんなジンクスを一笑に付す。中６週の間隔を有効に活用し、本番に向けて態勢は万全だ。 ※関連情報 ★小島良太助手の公式ブログ「馬なりぃ」は要チェック！ ★アプリコットフィズが出走する桜花賞のデータ予想、全馬追い切り速報など充実のレース情報はこちら ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ！ ★気になるあの馬の能力順位は？　究極の予想数値「指数Ｘ」は枠順確定後に無料公開開始！ ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載！　史上最強のブログ王国も要チェックです！