【日曜阪神メイン／淀屋橋Ｓ】安定株！サワヤカラスカル

　今週、阪神競馬場日曜のメインレースは1600万下特別のハンデ戦・淀屋橋Ｓ（芝1200ｍ）が組まれている。 　 　現級勝ちがあり、力は最上位。近走も安定して上位に進出しているのがサワヤカラスカルだ。良績は1400m戦に集中しており、いささか距離不足の感はあるがこの相手関係ならここは中心視されていい。昨年１０月から押せ押せのローテーションで来ているが、目立った疲れはなく、この中間も好気配を維持。１５日、栗東坂路で終い重点に追い切られ４Ｆ５４秒２?１Ｆ１１秒８（Ｇ前追う）の切れ味を披露している。 　 　前走で1000万条件を突破し、昇級初戦となるのがリーチコンセンサス。クラス卒業に５戦は要したが堅実な末脚を駆使し、常に上位争いに食い込んでいた。ここへ来ていよいよ素質開花を果たした印象だ。ハンデ５３キロならここも勢いに乗っての連勝を考えたい。主戦・藤田伸二騎手は皐月賞に騎乗するため、今回の鞍上は松山弘平騎手が務める。減量の恩恵がない特別戦でも先月２１日のトリトンＳ（中京、芝1200m）で１７番人気のショウナンカッサイを２着、今月４日の千種川特別（阪神、芝1400m）では１２番人気のゴールデンガッツを勝利に導くなど、短距離戦での躍進が印象的な若武者の手綱捌きにも注目だ。 　ここ３戦、後方からの追い込みに徹して勝ち馬と差のない競馬を繰り広げてきたのがボストンゴールド。昨年このレースの２着馬でもあり、ここも勝機を窺う。８歳のベテラン馬、中１週での臨戦になるが１５日の追い切りで長めからしっかり追われて鋭い反応を見せたように、体調面はすこぶる良好と見ていいだろう。前がかりの展開となれば、先行勢をまとめてナデ斬りのシーンまであっていい。 　７カ月ぶりの一戦を叩かれて、大きく良化気配を見せているのがアグネスナチュラルだ。その前走は１０着に終わっているが勝ち馬からは０秒７差と着順ほど負けていない。１５日、栗東Ｐコースでの追い切りではテンからハードにしごかれ、終い１Ｆも１２秒１でまとめてみせた。乱ペースに巻き込まれず、スムーズな好位追走が叶えば一発があっていいデキだ。 ※関連情報 ★アグネスナチュラルに騎乗する上村洋行騎手の公式ブログ「うえちんのひとりごと」を見逃すな！ ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ！ ★気になるあの馬の能力順位は？　究極の予想数値「指数Ｘ」はコチラ！ ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載！　史上最強のブログ王国も要チェックです！