【マイラーズＣ】巻き返し態勢十分！スーパーホーネット

栗東　坂路　稍重　馬なり 計不-38.4-25.0-12.5 　自身にとって、そして厩舎にとっても悲願のＧIタイトル獲りへ?? 　しっかり立て直してきたディフェンディングチャンピオン・スーパーホーネットが磐石の態勢で防衛戦に挑む。 　前走成績欄に目をやれば[フェブラリーＳ（ＧI）　１５頭立て１５着]……。これだけ見ればいささか不安な気持ちにならざるを得ないが、陣営にはまったく悲観の色はない。 「確かに初のダート戦が合わなかったのもあるでしょうが、それより放牧先から戻る際に筋肉痛を起こしていて、調教が十分にできていなかった。その後は放牧を挟んで入念に乗り込んできているし、筋肉痛も完全に治っている。馬体にも張りはあるし、去年と同じぐらいの状態だよ」と、久保助手は巻き返しに燃えている。 　陣営が強調するように、８カ月ぶりを叩かれたこの中間の動きには活気があふれている。８日の１週前追いは藤岡佑騎手が跨りテンから軽快に進むと、終いも猛ゲキに応え４Ｆ５１秒５?１Ｆ１２秒３の濃厚な内容。これが実質的な追い切りで、今日１４日は馬なり調整となったがそれでも余裕十分の手応えで格下馬に１馬身先着。反撃態勢は十二分に整っていると見ていい。 　手綱を取った藤岡佑騎手も「先週ビッシリやっているので、今日は終いの伸びを確かめる程度でしたね。ええ、動きは良かったですよ。前走の時とは状態がまったく違います。去年ぐらいのデキにはあるんじゃないですか」と、好感触を隠さない。 　昨年のこのレースを含めここまで芝1400?1800mのＧIIを４勝、そしてＧI・マイルＣＳでは２着が２回。ウオッカ、カンパニーが不在となった今のマイル戦線なら頂点への距離もグッと近づいたはずだ。まずはここで連覇を果たし、勢いに乗りたい。 ※関連情報 ★スーパーホーネットを管理する矢作厩舎公式ブログ「よく稼ぎ、よく遊べ」も要チェックです！ ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ！ ★気になるあの馬の能力順位は？　究極の予想数値「指数Ｘ」は枠順確定後に無料公開開始！ ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載！　史上最強のブログ王国も要チェックです！